おばんです。









昨日は出かけて散財しちゃったし、今日一日雨だしってんで。




たいごろーを朝6時に送り出したってんで。








昨日からの予定どおり。







ねこまる



念願の手作り島豆腐作りに挑みましたわ。








朝7時から。


ええ本気と書いてマジなんで。









島豆腐ね。



そう、島豆腐。




私が日本で一番うまいと思ってる島豆腐。





もちろん日本津々浦々、


北は北海道から47都道府県すべての豆腐を食べたわけじゃないけど。



そもそもすべての都道府県でご当地豆腐があるのか知らないけど。





私の人生においてはBEST OF TOFU。


MY LOVER♡







島豆腐って、何がいいってさ、


他の豆腐と違うって。






まず  固い。


そのへんのスーパーの木綿は軽く超える。


見た目は木綿と変わらないけど、噛みごたえが違う。




個人的に、フルーツは固くて青っぽい状態が好きで、豆腐以下同文。






次に、 味が濃い。


とても大豆の味がする。


そして、これは固さを作るためなのか、その独特の製法ゆえなのか


にがりの苦味も濃い。




この苦味は好き嫌いが分かれると思うんだけど、


私もはじめ苦手だったのが、何度も食べてるうちにクセになって。






固い食感と苦味を味わうために


沖縄ではずっと豆腐サラダで食べてた。



生で島豆腐を食べるのは、沖縄ではスーパーレアケースだと思うけど。


ってかサラダで食べてる人見たことない。







それくらい好きで、


沖縄では毎日のようにスーパーで100円くらいで買って



ドレッシングかけてむさぼり食ってたのが。






東京に帰ってきたら、


まず島豆腐なんて売ってないし + ショップとかネットは高いしで




= よっしゃ手作りだべ。ってことになったん。








ちなみに、


ウザいけど島豆腐へのさらなる愛を語るなら、



私、豆類ってそんなに好んで食べないのよ。



健康のために意識して摂ってるだけで(納豆は好き)。


ふつうの木綿も絹も、まあちょっと好きかなくらい。






島豆腐の あの食感 あの味 が スキ。










ご清聴ありがとうございました。







よし。


本気の愛を語ったところで。





まずは島豆腐作りのために用意するものと、手順を。



先に手順から行っちゃおう。












島豆腐の作り方は、みんながよく食べる一般的な豆腐とは作り方が違います。




一般的な豆腐は「煮しぼり法」といって


水につけた大豆をすりつぶす→煮る→濾(こ)す→にがりで固める




なんだけど、




島豆腐は「生しぼり法」といって


水につけた大豆をすりつぶす→濾(こ)す→煮る→にがりで固める




なんだよね。

(生しぼり法の方がタンパク質の含有量が多くなるらしい。)




今回はもちろん「生しぼり法」で、



大まかには、



①大豆を水につけて戻す

②水と一緒にミキサーですりつぶす。

③絞って豆乳とおからに分ける。

④豆乳を煮てにがりを入れて固める

⑤型に入れて固める



っていう流れになります。








次。


材料ね。






なるべく安く済ませたかった材料。



しかしググると、どうやら豆腐作りというものは繊細で、

テキトーメンタルが入る余地ほぼナッシング。





なので、今後も作るだろうからと


専用キット購入。






これがね、意外によかった。



1回で2丁作れる分量(ニガリは×4回分)。




【手作り豆腐キット内容】


○豆腐の木枠

○大豆280g (2丁分)

○天然ニガリ

○濾し布1枚

○仕上げ布1枚



が入ってた。



これとは別に、



【自分で用意するもの】


○ミキサー(大豆をすりつぶす用。私はブレンダーでいけた)

○計量カップ

○木ベラ

○2リットルは入る鍋

○ザル

○ボウル

○温度計(私は今回使ってないけどキッチリした方は用意しましょう)



型はね、はじめ豆腐用木型の代わりに押し寿司用木型使おうとしてたんだけど(笑)、


よく考えたら、豆腐の水抜きするときに、木型の下と横に穴あいてないとダメじゃん。




だからこの構造の方がベターなんだよね。





底はもちろん高さを出してて、下から水が流れる造り。













キットゆえついている大豆。








これはトヨマサリっていう品種だけど、


説明書を読むと、豆腐に向く国産大豆の品種では、


トヨマサリ、フクユタカ、ムラユタカなんかの

タンパク質の含有量が多いものが適してるらしい。









じゃああらかたイントロダクションは終わったんで。


本編いきまっしょっかね。






あ、その前に。ってもうここまで書いたら遅いけど。




豆腐作りって1時間とかそこらではできないので。




なぜなら。








大豆を水で戻すのに8時間(夏場)~12時間(冬場)かかるから。





最悪半日要しますので悪しからず。








え?一気にモチベーション下がった?





そうです勢いでは行けないのが豆腐作りというものよ。


作りたくなったら半日その気持ちを巻き戻してやって。









あともう1つ。





私のようにTHEテキトーで



「1g単位でしっかり測って順番守って小分けで入れてってね洋菓子手作り系」がニガテな人は、


年イチくらいのキッチリさを出して臨むように。


(だから洋菓子は隔年1回くらいしか作らない)













では進みます。






私は今日作ろうと思ってたから、昨日の夕方7時に、




①大豆を洗って水に漬ける作業。


大豆280gを洗って、水1,200ccに浸す。






大豆は比較的まんまるでシワシワ。




これを洗って、水に浸す。




私はスーパー100円のミネラルウォーター。






水に漬けた状態。







冬場なので、これで明日の朝7時(12時間)漬けておきます。










で、今朝7時がコレ。





プックリして、しかも細長くなってる!






大豆を輪切りにして、


全部が乳黄白色になって、ほんの少し隙間があるものが入り混ざってればOK。





で、これをザルとボールを使って、大豆と漬け水に分ける。








ボールに残った漬け水を計量カップで測って、850~880ccになっていれば

水に漬ける作業は終了。


880ccより多い時は再度漬けて、測り直してね。







②大豆と漬けた水を3回くらいに分けてミキサーですりつぶす




1回でやるよりは小分けにした方が機械にもいいでしょう。






これを、私はブレンダーで2分ほどすりつぶし。


(ミキサー持ってる人はそれで)



あんまりやりすぎるとタンパク質の固まる力が弱くなるらしいので

気を付けてね。






これくらいで。





ビックリしたんだけど、あんなに黄色かった大豆が


水ですりつぶしただけで真っ白になるんだよー。







全部すりつぶして。







これくらい。









③絞って豆乳とおからに分ける。




 キットに濾し布が入ってて。







てっきり大判の手ぬぐいみたいな感じかとおもいきや


袋状になってて、あ~キットってこーゆーの優しいよなーと


感じた次第です。




手ぬぐいでもいいかもしれないけど、


すごい力でガッツリ絞るから、横から大豆がはみ出すことを

考えると、袋状の方がラクかと。



あと、生地なんだけど、ここも自前で揃えようとしてガーゼを


探したけど、濾し布って、医療用のガーゼより目が細かい。


そして毛羽立ってない。




もし自分で買う人は、この辺りを考慮されたく。








濾し布をボール(私は鍋)にセットして。










いざ投入(豆乳)~ ←得意のオヤジなので気になさらず。









ぜーんぶ入れて。









入れたら濾す。



ってか濾し布持ち上げたらもうこんなんだった。







こーれーをー




搾るッ!






するとこんな風に。




上:搾りかす(おから)


下:豆乳







でーきーたー搾りたて生豆乳。




ちょっと味見。ペロッ






……








あっまーーー!!!




ナニコレ超甘いんですけど。



大豆搾っただけなのに。


砂糖とかハチミツとか全然いらんやん。



※火を通してないので飲み過ぎ注意。お腹にヤバいかも。









おからが思ったより大量だった。


ので小分け冷凍して、料理にちょっとずつ使おう。














ここまできたら、



次は豆腐作りの最難関、にがりの投入へ。







なんだけど。




紙面(ブログ面)は足りるけど私の体力が…


ってことで、こっからはまた明日以降に。










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