心に染みる音楽
良く耳にする言葉です
今まで出会った音楽では
やはり沖縄関連の楽曲に
思い出深いものが多いですが
ある日泊まった 青森県の山中
温泉宿で
地元のアーティストを招待し
小さな無料コンサートを開催していた
津軽三味線の 迫力ある生演奏
息の合った合奏 素晴らしいものでした
そして次に登場したのが
横笛で奏でる とある曲
ピアノの伴奏に 笛の音が流れ始めた
何と言う 透明で優しい音色
未だかつて 聞いた事が無い
音色はやがて 心に響くに留まらず
無数の粒子となり
わたしの身体を すり抜けて行く
そして音色は心の映写機をＯＮにし
これまで起きた出来事を
まさに走馬灯のように 映し出す
幼少時代に遊んだ風景
感動した瞬間
悲し過ぎた思い出
お世話になった人々の笑顔
目頭が熱くなる
そして 最後に
作者がイメージしたという
とある山中の 幻の滝
大岩にぶつかり弾かれた
飛滴はまるで花のように美しく咲く
花瀧
行ったこともない風景が
心の中に見事に現れ出す
心に 否 身体全体に響き渡る
純日本の楽曲が奏でる
夢のような四分少々の時間は
感動という言葉を更に超えた
思いを授けてくれた
貴方にとっての
心に染みる音楽は
これまで思ってもみなかった
分野であったり
意外と身近な場所に
潜んでいるかもしれません。。。
純日本の楽曲は
奥入瀬川のような美しい自然
ときに繊細 ときに力強い流れを
見事なまでに表現してくれます
