アイスリボンの競輪場プロレスの際にチェックしたイベント・ファンサービスが気になって他の公営競技ではどうなんだろうと見てみたシリーズ。前回は開催中の競輪場のファンサービスを見てみましたが、今回ボートレース(競艇場)を見てみます。

 

そもそもボートレースの場合HPが見やすく、総合サイトも充実していますし、そこから全国の競艇場のサイトに一発でジャンプ出来ます。その競艇場のサイトも情報満載で、多くのところではトップページにこの日のレース情報も載っています。大体ボートレースは同日に行われる開催が多いのが特徴で、競輪とか地方競馬は1日5ヶ所が最大と言って良いと思うのですが、ボートレースの場合例えばこの記事を書いている9月10日は全国で10ヶ所の競艇場で開催が予定されています。それも山口県徳山と佐賀県唐津の早朝(と言っても9時前スタートですが)から群馬県桐生と山口県下関のナイターまで様々。しかも大半が相互場外発売もしていますから舟券を買うだけでも大変な事で恐らく主軸になっているのはインターネット投票なのでしょう。

 

それだけに現地観戦する人のはそれ相応のサービスを行うのは当たり前というのもあるのでしょう。勿論その中身は千差万別ですが、割と多いのが専門新聞もしくはスポーツ新聞の無料配布。私も以前ある競艇場でこのサービスを受けた事がありますが、これは有り難いですね。なかなか地方で行われていないのがネックですが、初心者等は単に現地にある出走表だけでは判らない情報も無料で得られるのは助かりますので。

 

あと、優勝戦のインタビューは当たり前のようにありますね。それも今桐生でG3が行われてますが、それだけでなく唐津で行われる新人リーグ戦まで収録ではなくライブで行われています。当然優勝選手のウイニングランもあります。

 

ボートレースのファンサービスで独特なのはペアボートという2人乗りのボートに現役選手(勿論非斡旋の地元選手です)と乗船出来るというのがあります。全ての競艇場で行われている訳ではありませんが、もし行われているところなら一度試してみるのも良いと思いますよ。

 

ゲストイベントも割と充実しているのが特徴でしょう。無論これも地域や競艇場によって異なりますが、例えば東京都の平和島や福岡ではよしもとの芸人さんが盛り上げますし、今開催ではないですが静岡県浜名湖ではボルダリングの専門家がトークショーを行うとか面白そうな企画もあるようです。これも今開催ではないですけど、東京都の多摩川ではアイドルのステージが定期的に行われていて、先日これまでMCを務めていたバニラビーンズが解散に伴い次のグループに引継ぎが行われたそうです。

 

あと、今回の競輪場プロレスの時に実施してほしかったガールズケイリンとのコラボトークショーを幾つかの競艇場で行っているのは興味深かったです。勿論この場合地元のボートレーサーと近隣のガールズケイリン選手という事になりますが、こういう競技間交流があるというのは女子の場合励みになるでしょうからとても良いと思います。

 

 

恐らくボートレースの場合元締めがサービスに力を入れている分、主催者も頑張っているのではないでしょうか。勿論自治体が運営しているのであまり過剰なサービスは出来ませんけど、盛り上げる為の事は競輪よりは上のように思えましたね。

 

 

次回は地方競馬及びオートレース場も見れたら取り上げたいと思っています。