明日8日にアイスリボンが久しぶりのお出かけプロレス(無料イベント興行)を京王閣競輪場で行います。昨年10月に続いての開催で今回は日刊ゲンダイ杯&アイスリボンカップという社杯が組まれたシリーズの最終日での開催。しかも今のところ昨年のような雨の日ではなく、好天の元での開催になりそうです。そこで今回から数回公営競技におけるファンサービスについて自分の思うところを書いていきたいと思っています。

 

まずは今回のお出かけプロレスについて。全体的な話は次回以降に触れていきます。という流れになったのも昨夜大まかなスケジュールがリリースされたから。アイスリボンの場合事前に当日発表と案内がされても割とカードをリリースしてくれるので助かります。

 

リリースされたスケジュールによると、京王閣競輪場の開場時間は10時(本来は14時なのですが、岐阜記念競輪の場外発売がある関係)で、13時15分からアイスリボン道場で大会を行っている学生プロレス団体等アマチュア3団体が3試合提供試合を行います。そして2レースが終わった15時58分頃からと1Rインターバルを挟んで4レース終了後から1レース毎に1試合ずつ計4試合が行われ、その後CSスピードチャンネルに代表選手が出演、また最終レース終了後にアイスリボンカップの贈呈プレゼンターを選手が行うというとの流れになっています。

 

参加選手ですが、藤本つかさ・世羅りさ・藤田あかね・雪妃真矢・テキーラ沙弥・松屋うの・ジュリア・つくしの8人プラスバニー及川レフェリーとはらあいリングアナ。正直思ったよりもコンパクトなメンバーでしたね。昨年は未成年選手も参加していたのですが、今年は最年少が昨日21歳になったばかりのつくしというある意味公営競技のレース場での興行としては健全なメンバー構成なのでしょう。

 

でマッチメイクですが、各々10分1本勝負を2試合行うようで、

第1試合:世羅りさ&雪妃真矢vs松屋うの&ジュリア
第2試合:藤本つかさ&藤田あかねvsテキーラ沙弥&松屋うの
第3試合:雪妃真矢&ジュリアvs世羅りさ&つくし
第4試合:藤本つかさ&テキーラ沙弥vs藤田あかね&つくし

となっています。CSには世羅と雪妃が7R終了後に出演。その後9Rのガールズケイリン決勝戦の後に物販があり、表彰式のプレゼンターには取締役選手代表の藤本が登場するというほぼ1日楽しめる流れになっています。

 

とここまで当日の流れを書いてきたのですが、ファンサービスとしてはなんとなく物足りなさを感じるのは普段から競馬・競輪等を投票はしなくとも観戦している私だけでしょうか。

 

基本試合と物販と表彰式のプレゼンターだけ。お出かけプロレスにおいて肝心な選手紹介の時間が取れてません。基本お出かけプロレスは団体をPRするものですし、特に今回は10月8日の後楽園ホール大会に向けて重要なアピールする場でもあります。大日本プロレスが兵庫県園田競馬場で行われるイベントプロレスの時には選手紹介はなくても、予想イベントやラジオの公開生放送に選手が参加しています。CSの生中継にアジュールレボリューションの2人が出演するといっても放送ブースからですらか公開ではありませんし場内でもモニターは1つだけ。アマチュアプロレスが終わるのは15時前で!レースが始まるのは15時28分ですのでレース終了後に選手紹介を行っても良いように思います。

 

また園田競馬場で予想会に選手が参加と書きましたが、京王閣競輪場でもこの日予想会が行われます。3回あるのですが、物販が終わってからでもまだ2回はありますし、解説をしてくれるのが往年の名レーサー・山口健治さんですから色々教えてくれるでしょう。何しろ表彰式まで時間はあるのですし、プロレスファンは物販の時に最終レースの1000円以上の車券を提示で色紙プレゼントがありますから既に決勝戦の車券購入済みでしょうし時間を持て余す事が確実です。このようなところに選手が登場すれば盛り上げる事は間違いないでしょう。今からでも検討してもらいたいですね。

 

欲を言えばアマチュアプロレスの時間帯に選手のグリーティングがあればベストだと思うのですが、それはある意味競輪場におけるイベントの不満点というか問題点をさらけ出しているような事になりそうなので当日に期待というところで、次回から全般的に見たファンイベントの各競技の比較・問題点について書いていきたいと思っています。