5月もあと1週間。今月はスタートからスマホ&iPadのデータ通信量がかなりのハイペースになっています。一番の要因は今更ながらiPadを多用し始めた事。購入して2年以上経ちますが最初の1年はほぼ視覚障害の補助道具としてのみ、徐々にそれ以外の活用を始めたのですが、最近になって動画配信をこれで視るようになってより使用頻度が多くなりました。私の目は視野は一昨日検査しても変化はないのですが、中心暗転の影響でPCよりもiPadで視聴したほうが画像解析がしやすいのですね。余程ニコ生を長時間チェックする場合はPCをTVに繋ぎますが、それ以外はiPadに頼る事が多いです。

 

特にAbemaTVはiPadにほぼ全面的に頼っています。実は以前DDTプロレスの中継をPCで観ようとセッティングした時突然バグってPCの他の機能(特にiTunes)に支障をきたしてしまったのでトラウマになって基本的にiPadで視るようになりました。昨夜も自宅のWiFi経由で例の日大アメフト部の記者会見を視ていました。これについては敢えてここでは触れません。怒りだけの記事になってしまうと思いますし、私自身大学に行ってないのでね。

 

そんなAbemaで一番視聴しているのが大相撲中継ですね。元は昨年までラジオNIKKEIで競馬実況をしていた舩山陽司アナウンサーがフリーになって趣味でもある相撲の実況をするというので視始めたのですが、これがNHKと違う切り口での中継なので嵌ってしまいました。但し私のライフスタイルの関係で幕内は視ません。NHKが中継しないような三段目以下とか十両とか。毎場所新序出世披露という8日目の新弟子のお披露目は視ますね。これって時間帯がお昼頃なのでAbemaTV独占生中継なんですよ。何故かこれを目当てでテレビで競馬中継を視ながらiPadをチェックしてしまっています。

 

このAbemaの大相撲中継が今場所からリニューアルされました。それまでは国技館の地下だったり都内のAbemaのスタジオだったりで画面実況をしていたのですが、国技館2階最後部に放送席を作り完全ライブ実況になりました。それ自体は良かったのですが解説関係が大幅に削減されてしまい残念な事態になってしまいました。

 

これまではお昼時間の三段目中盤まではキンボシ西田さんや山根千佳さん・久志本真子さんといった相撲通やスー女の若手タレントさんがゲストに入り、午後になって入れ替わるように親方やOBのタレントの専門解説となり、十両土俵入りが終わると主に相撲初心者のゲストが入り中継を盛り上げるというスタンスでこの午前中の相撲好きのタレントの解説が面白かったのですが、今場所になり放送席の変更があった為でしょうか十両土俵入りまでアナウンサー1人での中継になってしまいました。その後幕内の取組まではゲストが入りますが、専門解説は幕内土俵入りが終わってから。これではアナウンサーの負担がかかりますね。

 

その上、CM前に幕内の注目取組を紹介して煽る等正直某放送局のスポーツ中継で批判がある『まもなくスタート』とCMで引っ張る演出のようで正直興冷めしてしまっています。普段話題に登る事がない構成員と呼ばれる若い衆だからこそ若手の相撲通のタレントの解説が良かったのに、十両の段階からビギナーゲストが入るからその段階で専門解説が必要なのにそれがなくなったのは物足りなさを感じ今場所はそれまでよりも視なくなりましたね。前は普段効いているラジオを消してまで視ていたのですが。

 

勿論まだ試行錯誤でしょうし、実況する側も工夫を凝らしていて舩山アナなどは先日行司の声を活かすため実況せずに伝えるという珍しい試みもしていました。何しろAbemaが序ノ口から中継をするようになって最大のヒットは序二段や三段目格付の行司や呼び出しさんに注目が集まった事だと思います。声や所作がネットテレビの特徴であるコメント欄に殺到するようになり実況する側も意識するようになるというこれまででは絶対あり得なかった効果が出てきましたからね。

 

今回は都内の国技館でしたから館内でしたけど、7月の名古屋はどうなるのか?大阪の時は都内のスタジオでしたが、またそれに戻るのか?それとも愛知県体育館の奥に放送席を作るのか?一番ベストなのは今場所のスタイルでゲストはこれまで通りが良いのですけど、経費の関係もあって出来ないのかなあと思ってしまいますけど実現してほしいですね。

 

今場所もいよいよ終盤。幕内の優勝争いも白熱してきましたが、下位の優勝争いも明日以降決まってきますので是非Abemaを視て注目してあげてほしいと思っています。