こんにちは。
社会貢献を仕事にしたい人の夢をカタチにする
世直し経営コンサルタントの宮本ゆかりです。
最近、某福祉業界で人財教育に取り組んでいる企業さんと仕事をしています。
その中で、今の日本社会には、こんなにも自立できずに貧困に喘いでいる人が多いのかと、胸が痛くなります。
表面には出てこないところで、何万人も何十万人ものニート、引きこもりの方がいます。
その人達は、20代から親のすねをかじって引きこもり、今では50代になっています。
80代の親が亡くなったら、どうするつもりなのでしょうか?
急に働けと言われても、コミュニケーションも満足にとれない人が、
他人と良好な関係を築いて仕事で成果を出すなど、とても難しいと思います。
一方、生活保護を受けてるシングルマザーや、うつ病など精神的な病気で認定給付金を受けている人もいます。
それが悪いとは言いません。
本当に困っている人や弱者を救済するのは良いことです。
先天的な障害をもっている人や、本人の努力ではどうしようもない困窮状態にある人(例えば交通遺児など)を救済するのは、
健常者の務めだと思います。
でも、現代は、救済される側の割合が多過ぎませんか?
支える側の健常者の数が少な過ぎて、助けられません。
このままでは共倒れになります。
本人の努力ではどうしようもない人は、除いたとして、
それ以外に、弱っちい日本人が増えすぎているように思います。
職場でも、部下の顔色を伺う上司が増えています。
部下がちょっとでも不機嫌そうにしていると
「無理しないで、休んで」
と言う。
部下が
「この仕事、難しいです。私には向いてません」
というと、
「わかった。じゃあ、やらなくていいよ。なんとか他の方法を考えるね」
と言う。
こんなふうに、一見、物分かりの良いことを言うのです。
こうしていれば、たしかに部下とのぶつかり合いは避けられるし、嫌われずに済みます。
とても善意のある良い上司に見えます。
でも、本当に部下の幸せの為になっているでしょうか?
部下が幸せになるためには、部下自身が自立した人間になる必要があります。
自立していくためには、仕事を通じたトレーニングが必要です。
筋トレに例えると分かりやすいでしょう。
強いアスリートになって試合で成果を出すためには、負荷をかける必要があります。
負荷をかけるからこそ、筋肉が育ちます。
今の状態でラクラクできるレベル(=負荷がない状態)ではダメなのです。
なのに、職場では、部下がラクな状態であることを容認してしまっている。
仕事で負荷をかけない。
難しいことに挑戦させない。
こういう上司を、私は「善意の悪人」と呼びます。
こういう上司は、
部下の潜在能力を信じていない。
部下を伸ばそうとしていない。
とりあえず目先の、部下との関係を壊したくないという自己保身が、根底にあるのです。
部下に対して、純粋に親のような愛情があるのなら、
今、いっときは嫌われたとしても、
いっときは理解されなかったとしても、
10年後に
「ありがとうございました。
今になってようやく、あの時、●●さんから言われたことが理解できるようになりました」
と感謝されるのです。
あなたは、善意の悪人になっていませんか?
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