ペッパーが就職試験の面接官!? | miyajuku塾長のブログ

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今朝の朝日新聞のニュースです。普段からこうしたことにはあまりびっくりしないのですが、就職の面接にすでにAIが導入されていて、近々、ロボットが面接官になる、という記事には驚きました。

 

AIで変わる採用選考 「活躍予測」もとにPC面談

http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20170605000166.html

 

記事にある会社では「過去に選考を受けた学生と社員約6千人のデータを2009年から蓄積し、採用時と入社後の活躍の度合いから「活躍予測モデル」を開発」したとのこと。それをもとにAIが面接結果を分析し、採用を決めていくようです。最初から最後の役員面接まで、すべてPCを通して実施しているとのこと。

 

ロボット面接も、すでにある会社によって「今夏にも、ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」やスマホのアプリを通して、AIが面接をするサービスの提供を始める予定だ」と記事にあります。こうすることで、学生は好きな場所で、好きな時間に面接を受けられるし、採用側も人件費の節約をはじめ、採用に要する経費を圧縮できるなど、良いことづくめのようです。

 

確かに、大量のエントリーをさばくのに、何だかんだといって「出身大学」などでフィルターがかかってしまいがちです。AIが導入されれば、そうしたフィルターにかかることなく、「個人」を見てもらえる可能性は広がるでしょう。

 

でも、なんだかなぁ、といった感想を持つのはわたしだけでしょうか。

 

ただ、今の中高生が就職活動をする頃は、間違いなくロボットが面接官という現実は間違いないでしょう。そうした時代の流れにどう対処していくのか、また、どうしたチカラをつけていけば良いのか、わたしなりに考えたいと思います。