エクスペリアのWi-Fi,bluetooth,GPS,GSMをOFFにすることによる省エネ効果は | 太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~

エクスペリアのWi-Fi,bluetooth,GPS,GSMをOFFにすることによる省エネ効果は

○Wi-Fi,bluetooth,GPS,GSMをOFFにすることによるエクスペリアの省エネ効果は?

長いタイトルになってしまいました(;^_^A

かーずです。

前回は、エクスペリア連続待受時間300時間が本当なのか実験してみた と題して、実際に省エネ設定をしてエクスペリアの待受時間を計測してみたのですが、今回はWi-Fi等の設定を切断しないで(省エネ設定をせず)、どれくらいバッテリーの持ちが変わるか実験してみました。

今回の使用条件は以下のとおりです。

1 メール送受信は10回程度
2 通話は2回(合計5分以内)
3 Imoniのメールチェック頻度は1時間ごと
4 GSM設定はON(GSM/WCDMA優先モードに設定)
5 bluetoothは常時ON
6 Wi-Fiは自動切り替えON
7 GPSは常時ON
8 メール送受信時や電話使用時以外はバックライトをつけない
9 電波の安定した静止状態を保つ
10 バックグラウンドで動いている機能は可能な限り切断

前回と違うのは赤文字の部分だけ。基本的にエクスペリアを使わないという部分では前回実験と同じです。使用開始時間帯も同じです。

結果はこうなりました。

太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~-07

赤の折線グラフが省エネをしたもの、青の折線グラフが通常設定のものですが、やはり赤の折線グラフの方がバッテリーの持ちが長くなりました。

では、どれくらいの違いかを比較します。
最終的に、バッテリー残量が5%になった時点の経過時間を比較すると、

省エネ設定 : 21.3時間
通常設定 : 20.3時間

となり、1時間の省エネ効果がありました。

でも、たった1時間です。

僕の目論見としては、省エネ設定により少なくともバッテリー消費量は2倍くらい増えるものと思っていました。
だからこそこんな実験をしたんですが、実際にはそこまでの差はありませんでした。

使用機能で多かった順に

1 セルスタンバイ 40%
2 アイドル状態 32%
3 bluetooth 12%
4 ディスプレイ 6%
5 Androidシステム 5%
6 Wi-Fi 4%

気になったのは、bluetoothが結構な割合を占めていることです。
実際には何かに接続したつもりはありませんが、エクスペリア端末が常にbluetooth接続出来る機器を検出するために監視を続けるため電力を消費するのだと思います。

使用しないなら「切断」しておく方がいいでしょう。

また、Wi-Fiについては予想としてはもっと電力消費が激しいと思っていたんですが意外に少ない結果となりました。これは、待機状態ではWi-Fiは自動でOFFに切り替わる機能があるためでしょう。


とりあえず、今回は大きな成果は上げられませんでしたが、今後も省エネに関する情報があれば公開していきたいと思います。