天山温泉でいただいてきたパンフレットになるほど~ということが

書いてありました。

抜粋すると

『温泉は病気に効くものではない。でも幾百万の研究論文は

効くと行っているではないか、との反論もあるが、

それは病人が治ったのであって病気が消えたと考えるべきことなのだ。

つまり「天然温泉は病気には効かぬが病人には効く」と言い換えてもよい。

人間は自分自身を健康に保持する能力をもっている。

その能力の欠如が病人だから、温泉は能力の回復の補助手段として

役に立つと言えるだろう。

あくまで自分自身の治癒能力への刺激作用としてである。

従って、刺激作用を持たない、或いは消えてしまった温泉水は

なんら効能はないということになる。
 
(九州大学  古賀教授の小論からの抜粋だそうです。)


つまり、温泉成分の薬理作用が病気を治すということでなく、温泉の

刺激が自分の再生能力を高めて病気をけしたということのようです。

こう考えると、高血圧や低血圧にも同時に効果のある温泉や、

胃酸の過多と過小の両方の症状に効く温泉の存在する不思議に理解がつきます。

水や海水を沸かした湯との違いがここにあります。』


                      天山温泉の能書より

解っているようで、わかっていなかったような・・・。

なるほど、納得した一文でした。