次女の生まれた日のことを忘れないうちに記録しておきます。
※ 10月16日<予定日1週間前>
<午前4時>
なんだか居間の方がドタバタとうるさくて目が覚めた。
ゆーちゃん・・・まさか、陣痛が来たのか?!
だとしたら真っ先に俺を起こすか。
何をしてるんだか・・・
<午前4時10分>
寝室の扉の向こうでゆーちゃんの電話をする声。
「はいそうです。はい・・・はい・・・じゃあ、そちらに向かいます」
ふぇ?!
向かいます?
なんだ?なんだ?
やっぱり陣痛が来てるのか?!?!
俺は飛び起き、扉を開けてゆーちゃんに声を掛けた。
どうした?!
「なんか、破水したっぽい・・・」
マジっすか???
驚いた。
といっても、俺が驚いたのは破水したことにではない。
破水したのかどうか良くわからない、というゆーちゃんの感覚というか知識の無さというか・・・
そういうものなのか?!
ということで驚いた。
まあ、男の俺には一生わからないものなんだけど。
<午前4時20分>
タクシー到着。
ゆーちゃん、病院へ。
しぃちゃんを起こすわけには行かないから、一人で行ってもらいました。
特に痛かったわけでもないしね。
あとは診察結果の連絡待ち。
<午前5時>
何をするわけでもなく、ぼーっと待っていたら電話が鳴った。
ゆーちゃんからだった。
「やっぱり破水だった。このまま入院するから・・・」
え?!
もう生まれるの???
「ううん。陣痛が無いからまだまだ」
まだまだ?
まだまだって・・・いつまで入院するのさ。
1週間とか入院する可能性もあるの?
切迫流産の緊急入院を思い出す。
苦労の連続。
泣ける日々。
悪夢再来か・・・
「まさかー!24時間以内に陣痛が来なかったら促進剤だってさ!」
あ、そうなんだ。
良かった。
というか、そこを一番先に言え。
大事なところ。
にゃろ。
もう緊急の長期入院はごめんですからっ。
ひぃちゃん、さっさと出てきちゃっていいよぉぉぉ!!!
<<続く・・・>>