今日退職願いを提出してきました。


総務に行くと応接室に案内された私達は少々緊張しましたが、


ワタシは今までの勝手に頭を下げお世話になったお礼を言いました。


いざ、本題になってもやっさんの口からはっきり『辞めます』とは言いませんでした。


いえ言えなかったのです。 意思表示ができ無かったのです(高次脳機能障害)


仕方なく私が『今年年末で辞めさせていただきます』と言いました。


部長は薄々感じていたらしく書類の用意をしていました。


来月、やっさんの今後について話し合うために我が家に来る予定だった様です。




シビアな話・・・生きた行くためにはお金が必要です。


係りの人は淡々と今後の書類について説明をしてくれましたが、最後に持ってきたのは


『退職願』の用紙でした。   年月日と住所、名前を書けばいいものでした。


認印も持っていましたので、やっさんは記入しましたが・・・けして読める字では無く


住所も○○市の市を二字書き=○○市市になってしまいました。


でも、部長は『良いです、本来のやっさんの状態ですから構わないです』


ワタシも良いと思いました。これがやっさんなのだから・・・


15分ほどの話は終わり 『本来ならば皆さんにご挨拶をしなければいけませんが


このような状態ですのでご理解ください』と、言い役所を後にしました。





車中で私達は一言も喋らず、やっさんは黙って外を見ていましたが、ヤケに


ワタシはその横顔が寂しく感じました。   きっと、やっさんも・・・


こんな状態で退職するのは無念だろうと思っています。





今までやっさんは、私達家族の為に充分頑張ってきたよ☆-( ^-゚)v