ワインをボトルで頼むと
フロアサービスの方が目の前のグラスに数センチ
開けたばかりのボトルからワインを注ぎ、テイスティングを依頼してきます。

基本的に、
ワインを注文すると、お店のフロアサービスの人が
開ける前にボトルのエチケットをお客さんに見せます。
お客さんはワイン名、ヴィンテージがオーダーしたものなのか確認し
お客さんがOKを出し、ボトルを抜栓した段階で
そのワインの支払い義務が発生します。

なので、ティスティングの段階でもしあまり好みではない味のワインでも
キャンセルはできません。

では、なんでティスティングをするのでしょうね?

あの作業、結構照れくさいと言いますか、
お客さんの立場としては緊張しますよね~。

単なる儀式ではなくちゃんと意味があります。

実は、ティスティングは
ワインが健全であるかどうかを判断するために行うのです。

ブショネというのですが・・・。

ワインのふたであるコルクにカビが生え、
コルク臭がワインを犯してしまった状態。
つまり・・・。いたんでしまったワインをブショネと言って
テイスティングではブショネではない健全なワインであることを
お客さん自身が判断するのです。
仮にブショネだった場合はキャンセル可能!
お代も払わなくてよいことになります。



どうやら、相当くさいらしいのですが・・・。
かすかにブショネ?と程度の低いブショネの場合は素人ではなかなか・・・。
こういうワインなのでは!と思ってしまうかもしれません。


通常、抜栓した段階でブショネかどうかはお店の人が判断して
大丈夫だと思ったものをテーブルに運んでくるので
ブショネにあたることは少ないのですが・・・。
たまにあるみたいですよ。


おうち飲みの場合は判定がむずかしいです。

先日、おうちで開けたワインは20年前のものでしたが
コルクの上部にカビが!
おやっ!ブショネか?とドキドキしましたが・・・。
湯浅美和子オフィシャルブログ「miwacollection」Powered by Ameba

オールドヴィンテージの場合、
コルクの上部がカビ色になっているのはよくあること!
でも、ワインに触れるコルク下の方がカビ色になっていなければ大丈夫!

おいしくいただきましたワイン


人生で数回、ブショネワインにあたったことがありますが、
どちらもワインのプロが一緒で、
ワインのプロが「これはブショネ」と教えてくれました。

正直、私にはいまいちわからなかったけれど・・・。
よくよくさぐるように臭覚を敏感にさせてみると
腐った感じ???牛乳をふいたぞうきん?のような
変な臭いが・・・。したような気も・・・。


高級ワインなら特にブショネでないことを
心から願いますラブラブ