バストに筋肉なし!筋トレよりも
守護神「クーパー靭帯」と「スキンケア」を意識すべし!


バストアップのために筋トレをしています!そんな話しをよく聞きます。
適度な運動は健康のためにはよいことなのでしょう。
専門的なことは医学博士やボディのトレーナーにお任せしますが
バスト、つまりはおっぱいのふくらみ部分に関しては
筋トレ=バストアップという因果関係はないってご存知でしたか?
と言いますのも、
バストのふくらみ部分=乳房自体には筋肉がないからです
つまり、巷で噂のバストアップ筋トレは
直接、乳房自体へのアプローチではないのです。


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写真を見てください。
ざっくりですが、バスト周辺の内部組織を描いてみました。
青色の点々部分は肋骨です。
そこに寄り添うよう板状でくっついているオレンジのが胸筋!
そして、胸筋からほそ~く伸びている緑の線がクーパー靭帯です。
クーパー靭帯の周りには乳腺と乳房内脂肪があり、
クーパー靭帯とバスト表面の皮膚が乳房(乳腺や脂肪)を支えています。

ねっ、おっぱいのふくらみ部分には筋肉がないでしょビックリマーク

乳房の形や大きさに個人差はありますが
女性の乳房の内部組織はみんな同じです。

肋骨に添う板状の胸筋の表面にある筋膜につながっているのが
クーパー靭帯!別名、乳房靭帯です。
「堤」という字を使うその名の通り、
脂肪が下垂しないように乳房を支えています。

もしも、クーパー靭帯がなかったら、
バストは表面の皮膚のみで支えなければならないので
ゴム風船のように、ゴム(皮膚)にハリがなければ下垂してしまいます。

頼もしいクーパー靭帯!
あなたのおかげでバストは保たれているのね~ラブラブ
ありがとう!ありがとう!とナデナデしてあげたいところですが・・・。

実は、このクーパー靭帯はとても繊細でデリケートなのです。

クーパー靭帯は繊維質のようなものでできていて、
とても伸びやすい組織です。
バストの下垂はスーパー靭帯が伸びることが原因で、
しかも、一度伸びたクーパー靭帯は元には戻らないのです叫び


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クーパー靭帯を健やかに保つためには
TPOに合ったブラジャーの選び方が肝心です。

デイリーブラはサイズの合ったものを選ぶ!
圧迫や、スカスカ、どちらもバストを痛めつけます。

運動時はスポーツ用のブラをつける!
バストが激しく揺れるたびにクーパー靭帯はダメージを受けます。
それを軽減させるためにもスポーツブラでホールドさせましょう!

リラックスタイムもノーブラにならない!
ノーブラはクーパー靭帯を野放しにしているのと同じです。
オフの日やおうちでゆっくりする時間も日中用ブラを着用しましょう!

就寝時は睡眠用ブラをつけましょう!
睡眠ブラは日中用ブラとは別のアプローチでバストを保護します。
サイドへのバストの流れ防止のみならず
360度でバストを保護するタイプを選びましょう。


更に、表面の皮膚のケアもバストの下垂を防ぐのに大切です。
チェスト(バスト部分)は勿論、デコルテ、首のスキンケアが
バストを支える表面カバーを強くします!
ハリのあるゴム風船をイメージして、表面の皮膚をピカピカに磨きましょう。

私は「胸もお顔」と思って同じ化粧品でケアしていますよ合格



美しいバストのためには
クーパー靭帯の保護、表面のスキンケアが必須なのです音譜

一度伸びたクーパー靭帯は戻らなくても、
今日からクーパー靭帯を意識することでバストの老化対策はできます。
見えない部分だからこそ大切に扱って
スタイル美人を目指したいですねアップ


ランジェリーアドバイザー 湯浅 美和子
日本ボディファッション協会 認定 インティメイトアドバイザー