お料理をおいしくする決め手はほんのちょっとの手間と言いますか
やはり「下ごしらえ」が重要な気がしています。
とはいえ、私のように働く女性にとって
料理の時間を短縮したいというのも本心です
「時短」と「おいしくする決め手」両方が欲しい私の冷蔵庫に常備されているのが
自家製のフォン・ド・レギューム
フォンは「出汁」でレギュームとは「お野菜」という意味
つまりはお野菜の出汁のことです。
タマネギと人参とセロリでとるのがベーシックなのですが
湯浅流はなんでもかんでも入れてしまいます
というのは、わざわざフォンのためにお野菜を用意するのではなく
お料理をした際に出る野菜の皮や残りかす、
つまり、本来は捨ててしまう部分をきれいに洗って使うのです。
タマネギや人参、大根の皮や、ネギや水菜、にらの端、トマトのヘタ・・・。
昨夜はルッコラの端っこも仲間入りしました!
と、毎日毎日、必ず、野菜カスは出ますから
とにかく、野菜であればなんでもかんでも生ごみにはしないで出汁用にと。
この部分には栄養が凝縮されているので捨ててしまうのはもったいないですしね!
青野菜を入れると臭みが出るという話もありますが
自宅用なのでまぁいいかと、かたくるしく考えずにすべて使います!
野菜の出汁なので自己主張しすぎていない控え目な味になり、
お水代わりにお料理全般に使えます。
カレーや煮物はもちろん、味の加減のためにお水を足す時にも使用!
ちょっとしたお料理でもぐんと奥行のある味になるので
まるで魔法水
しかも、出汁殻は燃えるゴミを捨てるタイミングにゴミ袋に入れればよいので
常に生ごみがない状態なのも嬉しい点です。