いなり寿司作りました!

油揚げを買ってきて、煮て酢飯詰めたんじゃありません!

大豆買ってきて、豆乳作って、豆腐を作って、油揚げを作って、煮て酢飯詰めました。

昔カレー作ったって言って「料理のうちに入らねーよっ(笑)」て言われたのを思い出したので、言っておきました!

私、カレーは市販のルーは使いません!っていうかこの辺で売ってません!
ホールのスパイスからブレンドして作っても料理のうちに入らないそうです!
ルーを使ったとしても料理だろうよ。訊く相手を間違えたな。


私は、母が運動会やお花見なんかで作ってくれたいなり寿司が大好きで、特別な思い入れがあります!

右のガリはBIOの店で買いました!
ガリを作ってくれる人がいて良かった!本当に良かったって思いながら食べました。美味しいガリでしたよ。

先日作った油揚げとはまた違った作り方で、豆腐を仕込んで油揚げを作りました!
それで作ったいなり寿司です!

大豆→豆乳→豆腐→油揚げ→いなり寿司

とてつもなく手間がかかりましたが、たくさんの学びと発見がありました!

前回の麹やおにぎり教室の時もそうでしたが、火を入れたり凝固中なんかの待ち時間に、作ってる食材の食文化の歴史も一緒に調べています。

今回は豆腐と油揚げについて!
中国で生まれ後に奈良時代あたりで日本に伝わった豆腐ですが、江戸時代初期に贅沢品として農民には製造を禁止していたという史実があったと知って愕然…。
徳川家康を見る目が変わりました。

確かに、大豆は大豆として食べるほうがロスがない!とてつもない労力と廃棄率、何より水をたっぷり使うわけで、食品供給が安定しない時代には贅沢な加工食品だったのでしょう。

お殿様は朝夕よく豆腐メニューを召し上がっていたそうですよ。
一揆待ったなしです。

庶民はこの時代豆腐密造とかしていたんでしょうか?

江戸中期には江戸、京都、大阪の限られた地域で庶民にも食べられる様になったそうです。

江戸時代のレシピで「八杯豆腐」というのを見つけました。湯豆腐の様な感じですが、当時の人々からしたらたまらない贅沢だったのでしょう。

そして油が希少で高価な時代に、その贅沢品の豆腐を油で揚げるという…今だと何に相当するんでしょうか?

最初に油揚げを考えた人は本当に凄いと思います。これだけ情報が溢れ、作り方が分かってても難しいんですから。

日本では何処でも買えるのかな?助六寿司はご存知かと思いますが、太巻といなりで助六寿司。
歌舞伎の演目助六の愛人が花魁の揚巻 揚げと巻 いなりと太巻で助六寿司が出来たとか…
ヨーロッパにいると寿司=握りと巻のイメージでいなり寿司も、押し寿司も、ちらし寿司も、理解してもらえませんが…酢飯→すめし→すし→寿司/鮨 なんだぜ!って広めて行きたいと思います。

自家製油揚げで作るいなり寿司の作り方は【海外で和食】ブログでご紹介致します!とびだすうさぎ2