冬の五能線 |  三浦の村の写真館

 三浦の村の写真館

   海に囲まれた、三浦の村の写真を撮りながら、たまには隣り村に出掛けたり、若き日の昔話に耽りたいと思います。

今日の三浦は、朝から大雪が降っており、道路にも雪が積っていました。

「三浦の彩」を撮っている頃なら、間違いなくカメラを持って飛び出しているでしょうけれど、今では雪を見ただけで、完全に戦意喪失、たちまちロープダウンで、布団の中に潜っていました。


そこで今日は、雪にちなんで、私が若い頃に撮影した、冬の五能線のSL写真をご覧戴きます。

五能線は、青森県の川部と秋田県の東能代を結ぶ、延長147.2キロのローカル線です。

夏は車窓から絶景の日本海を楽しむ事が出来ますが、冬は日本海から吹き付ける強風に列車がストップする事もしばしばです。

当時は、DC(ディーゼルカー)の運行がメインでしたが、一日に1往復だけ、8600(ハチロク)が牽引する混合列車(貨車と客車が併結されている)が走っており、それを目当てに、吹雪にもめげずSL写真を撮ったものでした。



三浦の村の写真館-五能線1 先頭部分に雪を積んだ 1739レ                    五能線 岩舘駅   S42-1-4




三浦の村の写真館-五能線2

除雪車の後押し運転で、雪まみれになった86の運転台         五能線 岩舘駅   S42-1-4
     



三浦の村の写真館-五能線3 ヘッドライトを光らせて、雪の崖を行く 1730レ          五能線 岩舘~大間越   S44-1-1




三浦の村の写真館-五能線4

吹雪の橋梁を行く、86牽引の 1730レ             五能線 岩舘~滝ノ間    S42-1-4



三浦の村の写真館-五能線5

雪の橋梁を去り行く 1739レ                五能線 岩舘~滝ノ間     S45-1-11



冬の五能線の撮影は、これが最後となり、この後は、いよいよ冬の北海道のSL撮影へと、エスカレートして行くのです。