ジェットコースターのようだった2018年よ、さようなら。
年末ですってねえ・・・。
まったくブログを更新しないで過ごした今年。 なんでかっつーと、公私ともども忙しかったのと、気分が乗らなかったんスよね。
「公私の公」で言えば、なんとも毀誉褒貶の激しい年でした。
人間の怖ろしさを嫌と云うほど味わい、ちょっと人間不信気味。 もともと用心深い性格なんだけど、人と接する時は、用心に用心を重ねても足りるってことはないのだな、と、今さらに痛感。
これからの人生、好きな人とだけ接して生きていきたいけど、そうはイカの筋肉質。 人生ままなりません。
「公私の私」で言えば、後半は希望に溢れる日々。 やっぱ、笑って過ごせるってのは有り難いことです。
そんなワタヒの、他人から見たらどうでもいい一年を写真でプレイバック!
4月はもはや恒例 ・ 「ほまれ酒造」のお祭りに勇躍参戦、唐橋ユミ嬢の美しさにメロメロの巻。
過日、初スキャンダルをスクープされていたけど、早く幸せを掴んで下さいね。
同じ月、我がホームグラウンドの(← いつからだ)SUGOの年度初のビッグレース、スーパー耐久でのショット。
中野信治選手は相変わらずイケメンだわ、爽やかだわ、握手を求めれば力強く握り返してくれるわ、まったく非の打ちどころがないね。
嬉しそうに握手をしてくれると、こっちも嬉しくなっちゃう。
平川、聞いてっか?
SFのもてぎ大会に遠征した時、一番驚いたのがコレ。
予選の時、解説の亜久里さんが 「なんかさあ、(ヘルムート ・)マルコが来てたような気がするんだけど・・・」
騒然とする場内。
その直後、抜かれたショットがコレ。 「なんだなんだ、ドライバーを物色しに来てるのか???」
その翌日、優勝した石浦選手を囲んでのピエール北川のトークショーでは 「ボク、スーパーライセンスを申請できるだけのポイントを保持しているから、ダメ元で申請しちゃうか、とか周りからも言われてんですよ。 ぼく、ガスリーに勝ってるしね。でも三千万とか申請料が掛かるらしいから、ホンダさんに負担してもらおうか、それとも家を抵当に入れようか、とか(笑)」
「おおっとぉ~、まさかのホンダへの移籍宣言かぁ!」 とか、ピエールに冷やかされたりで、爆笑に次ぐ爆笑のトークショーでした。
しっかし、ピエール北川の仕切りはサイコーだね、いつもいつも。
いまいちレースクイーンっぽくない(いい意味で)、めんこいもてぎレースクイーン子ちゃん。
そして、脇坂に 「(いつも絡んで)ワシの渋いキャラを台無しにしやがって!」 と逆恨みされている、くま吉。
大丈夫だよ脇坂さん、アナタはイロモノ枠、バラエティ枠だから。 シブ線キャラとは誰も思ってません!
JBことジェンソン・バトンのGT初優勝の目撃者になれたのは、「(カイジっぽく)僥倖、なんという僥倖ッ・・・」
そのJB見たさに、もてぎまでテストを見物にも行ったっけ。
出待ち二時間でようやく手に入れた、JBのサイン。
ベテランのお姉さま方に押しつぶされて、死にそうになりながらGETした、奇跡の一枚。
お姉さま方、もう少し冷静にお願いしますね。 JBもタジタジだったでしょ??
今年最後の一枚は、もてぎで撮った、ナイス夕焼けで締めくくり。
来年はもうちっと真面目にやります。
皆様にもナイスな新年が訪れますように。 来年もよろしくお願いします。
カウンタックはクンタッチではない、の巻
秋も深まりつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いや、本当に久々の投稿。本格的に忘れられないうちに、たまには投稿して皆様のご機嫌をうかがいたいと思います。
盛田梅夫くんが相変わらず調子が悪くて、つーかアレだ、買ってからこのかた、調子良かった試しがないんだけど、「このネタをアップせずにおらりょうか」的なネタを仕入れたので、とくとごろうじじろ。
毎度おなじみ。 山形で、秋の訪れともに開催される「スーパーカーミーティング in 山形」。開場の 「みはらしの丘」 近辺は、本当に素敵な街。
スーパーカーの王と云えば、ランボルギーニ・カウンタックに決まってんだけど、そのカウンタックと、子孫のモデルがシザースドアを挙げて 「バンザイ」 しているように見えますね。
場内アナウンスでは 「今回、幻のLP500の序幕を務めて頂きますのは・・・・」 とか言っている。
LP500? だと?
LP500というのは、「カウンタック」 という名の付いたクルマの、いちばん最初のモデル、いわゆるプロトタイプ。 モノコックボディで、5,000cc のエンジンを搭載し、だけどクラッシュテストに供されて現存しない、本当に 「幻」 のモデル。
そのLP500の序幕って、まさか、一から作り直したのか????
どっはぁぁああああん・・・・
本当にLP500、写真でしか見たことのないLP500が目の前に!!
でも、あれ?
実はコレ、いわゆる 「モックアップ(模型)」でした。
前々回にゲストとして来場された、ガンディーニの基本デザインを生産できるレベルにまでリデザインする行程を担当された、ガリッツィオ氏のご子息と、愉快な仲間たちが造り上げた逸品。
たとえモックアップでも、完全に失われたモデルを一から造るのは大変だったみたいで、散逸した設計図をかき集め、足りない部分は昔の雑誌に掲載された写真や透視図を参考にしながら製作したそうです。
それにしてもまあ、同じことを考えた人は何百人もいたことだろうけど、実際にやるとなると、とてつもないエネルギーが必要だったのでは。
「これじゃ、エンジン冷えなかったろうな、そりゃ」 と思わされるエアスクープ。 見た目はカッコイイけど・・・。
カウンタックと云えば、天井に配された 「ペリスコープ」 と呼ばれるのぞき窓が有名なディテールだけど、このプロトタイプでは、生産版とは逆、上に盛り上がっています。
そして、生産版では単なるデザイン上のアクセントとなっている、特徴的なスリットも、きちんと開口している。
細かすぎて判らん? はあ、すんません、オタクなモンで。
画像に入っている 「?」 マークは、たぶん、カメラ内部に入り込んでしまったホコリ。 せっかくのカウンタック様の画像が、あ~あ。
ほんでもって、カウンタックと云えばコレ! ですよ。 このホイールアーチは、プロトタイプと、極く初期の生産版、LP400 にしか与えられていない 「神のデザイン」。
LP400S以降はオバフェンで武装するから、このディテールはぼやけてしまったのdeath よ。性能とのトレードオフにしては、あまりにも失ったものの方が大きいね。
ななめ後ろから。
この特徴的なテールレンズを単品製作して装着しているカウンタックオーナーもチラホラいるのです。
この窓の台形のピラーは、「生産版のプロトタイプ」 の LP400にも継承されますが、実際に生産された時には失われたディテール。
生産版のLP400プロト。 次回は、現存するコレそのものを展示してくんないかな。
陶然とする美しさ、よくぞ再現してくれたものです。
さてコチラは、日本に輸入された三番目のLP400(生産版)。現在のオーナーが五人目という、日本で一番有名な個体。
埼玉の、スーパーカー専門の塗装板金 「ラン&ラン」 の関口代表が現在のオーナーで、カウンタックファンからは 「関口号」 の名で知られるこの個体、ワタクシ、41年前に筑波のイベントで見ています。 実に41年ぶりの邂逅。
当時と同じ塗装、オールペンとかしていないこの個体は、いまでも新車のようなコンディションを維持しています。
「たまたま私がいま、預かっているだけ。このクルマは次代への遺産です」 と語る関口代表は、スーパーカー野郎の中のスーパーカー野郎だな。
「オレにとっては、やっぱりコレが 『カウンタック』 なんだよな」 と語る見物客がいたけど、激しく同意。 幻のLP500を見れたのは、本当に価値ある体験だったけど、どっちが好きかと言われれば、やっぱコッチ。
実走行では全くエンジンが冷えず、オーバーヒートを繰り返していたLP500に与えられたのは、1,000cc 容量が低いエンジンと、そしてこの禍々しいエアスクープ。
エンジンは冷えるようにはなったけど、高速域では上のボックスが盛大に揚力(=上方向に持ち上げる力)を発生させ、ハイパーバージョンたる 「ウルフ・カウンタック」 では、遂に羽を付けるに至るワケですが、やっぱアレだ、カウンタックは羽なしが一番だね。
宇宙っぽささえ感じさせるデザイン。テールレンズもデーハになっています。
どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、カウンタックはやはり 「カウンタック」 だよね。
イタリア本国の呼名にならい 「クンタッチ」 と呼ばせようとしている人達がスーパーカーファンの中には居て、懸命に 「クンタッチ」 を浸透させようとしているけど、もういいじゃないか、「日本では 『カウンタック』 と呼ばれている」 で。
だってさ、本国では 「クンタッチ」 と発音する、なんて、スーパーカーブームの頃から知ってたよ。それでもみんな 「カウンタック」 なんだから。 「松田聖子」 を 「蒲池法子」 とは呼ばんだろ、それと一緒だ!
ちょっと違う? あーそうすか。
ここでちょっとブレイク。
モノホンのアメリカンポリスのパトカー。 後部座席には鉄格子が嵌ってるんだぜ!
なんか有名な映画にも使われた個体らしいが、コレで都内を爆走したら、カウンタックとどっちが目立つだろう?
きょうの欽ドン賞、軽自動車をベースに制作した、カウンタック・ミニ。
ブームのさなかに、どっかの板金屋さんがフロンテ? だったかな? をベースに造った一品製作ものだけど、まさか現存していたとは。
あちこちの媒体で紹介された、大変有名な車両。かなり実車にディテールを似せているので、笑えます。
ほらね。
実車とは明確に異なる、〇のテールレンズ。でも、これはこれでアリだと思う、デザイン的に。
そんなこんなで楽しんで参りましたが、このイベント、毎回赤字なんだそうです。
それでも12回もやってるってのは、大会組織の異常なまでの情熱の産物ですね。これからも楽しませてくれますように。
おまけ。
つい買ってしまう、会場限定のミニカー。
単にロゴが入っているだけなんだけど、限定 15台!と聞いてビックリ。 大切にしようっと。
新年初投稿はミニカーの巻
読者登録して頂いております皆様、新年あけましておめでとうございます(滝汗)。
いやー、さすがに放置し過ぎなので、たまにはアップしないと、真剣に忘れられちゃいますね。
なんでこうも頻度が下がっているかと云うと、梅夫くんの調子が悪いのと、単に忙しいから。
言い訳はさておき、ミニカーブログを標榜している以上、たまにはミニカーネタを
一発目は、スズキのディーラーで試乗してせしめた、New ワゴンRのプルバックミニカー。 スケール的には、1/64 に近いけど、もう少し大きいかな。
さすがにメーカー純正だけあって、プルバックのおもちゃと云えど、全体的な雰囲気といい、ディテールといい、まんまワゴンRです。
こういうのって、案外とネット上では高値で取引されたりするから、人気車種ともなると、せどり師たちが大挙して押し寄せたりするとか、しないとか。
まあ、タダで貰ったものを売るとかって、はしたないなあ、とか思ってしまう。大切にしますから、だからクルマ買わなかったけど勘弁してね、スズキさん。
これは、仙台市内のミニカーショップで投げ売りされていた、アストンマーティンのLMP1カー。
このジャンルのマシンは詳しくないので、いつの頃の、誰が搭乗したマシンか知らないんだけど、牛丼も食べられないような金額での、正味 「投げ売り」 だったので、不憫に思ってサルベージ。
最近のタンポ印刷は凄くて、超こまかいスポンサーロゴも完全再現。
ひっくり返してみたら、ちゃんと 「グランドエフェクト」 のベンチュリーが再現されていたけど、誰も見ないんじゃない? そこまで、とか思ってしまった。
アストンと同じ理由でサルベージしたシトロエンのWRCカー(たぶん)。 デモカーか何かなのか、実戦に投入されたマシンなのかは判らないけど、レッドブルのカラーリングがイカすので、それに惹かれて買っちゃいました。
WRCはとんと詳しくない。 いまはヤリスとかが強いのか?
このカラーをまんまコピーして走っている人とか、いそうだな。
これも 「細かすぎて伝わらないディテール」。 ちゃんと室内にロールケージが張り巡らされている!
問題作、トミカ謹製の「ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ」。
「問題作」 と言うのは、420円で買えちゃうトミカだってのに、オーバークオリティにも程があるから。 かつてのトミカで、こうまで細かい印刷が成されただろうか!! エンブレムなんて、そりゃ実車と比べれば 「デカいだろ」 って話だけど、違和感がないぐらいまでに小さくなっている!
昔のトミカなんて、再現性が低いにもかかわらず、無理やりエンブレムを印刷してたから、やたらエンブレムだけがデカく印刷されてて、「もう、そんなんだったら描かなくていいよ」 って体だったからね。
そして、シースルーのフードの下に収まるエンジンも、安っぽいメッキパーツとか使わずに、実車に近い雰囲気で再現してる。 無理に実車に近づけようとせず、大胆な省略をセンス良くしているお蔭で、とてもじゃないが 420円で買える 「おもちゃ」 とは思えない出来。
もはや細かすぎで、肉眼では確認できないロゴ。すげえなあ・・・・。
残念なのは、リアウィングが厚ぼったくて、これが全体のバランスを崩してしまっていること。 でもまあ、420円のおもちゃに、エッチングパーツとか使えないしね。 ここでリアのホイールハウスに注目してね。
さて、なんとなくネットで買ってしまった、10年以上前のトミカ、「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」 の、トミカショップ限定仕様。
そもそも実車がおデブちゃんだから、ウラカンと比べると、どうにも鈍重な感じ。
そして、コレ!
「ミニカーだから」 と言い訳せず、可能な限り精巧であれ、と願うファンを萎えさせる、左右がスコーンと抜けてしまっているタイヤハウス。 こんなクルマ、あり得ない!
ウラカンで 「おおっ」 と思ったのは、こういう手抜きが無いんスよ。
ワシらのような、オタク気質のミニカーファンも唸らせる最近のトミカは、初回限定色なんかもあったりして (上のウラカンも、実は限定色)、スルーしてしまうには勿体ない出来となっています。
こうして、コレクションが無尽蔵に増えていくんだよなあ・・・。
遅くなりましたが、今年も是非、ご贔屓に。