又、観劇ブログをサボっています…
まだ、8月の感想354354


この公演は、全ての公演地での公演は
とっくに終了しています。


『100万回生きたねこ』

場所は、東京芸術劇場 プレイハウス



タイムスケジュールを見た時に、
2幕が短くて驚きました。


【ストーリー】Wikipediaより

主人公の猫は、ある時は一国の王の猫と
なり、ある時船乗りの猫となり、その他、
サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と100万回生まれかわっては
様々な飼い主のもとで死んでゆく。
その時、100万人の飼い主は猫の死に
ひどく悲しんでいたが、当の猫はまったく悲しまなかった。主人公の猫は、飼い主のことが嫌いだったのだ。

ある時、主人公の猫は誰の猫でもない
野良猫となっていた。「自分だけの事が
好き」な主人公は、100万回生きたことを自慢し、周囲のメス猫たちも何とか友達や恋人になろうと、プレゼントを持って
きたりして周囲に寄ってくる。

しかし、唯一自分に関心を示さなかった
一匹の白猫の興味をなんとか引こうと
するうちに、いつの間にか主人公の猫は、
白猫と一緒にいたいと思うようになる。
そして、白猫にプロポーズをするので
あった。白猫は主人公の思いを受け
入れる。
そして、時がたつと、白猫はたくさん
子供を産み、年老いてゆき、やがて猫の
隣で静かに動かなくなった。そこで猫は
初めて悲しんだ。朝になっても昼に
なっても夕方になっても夜になっても、
猫は100万回も泣き続け、ある日のお昼に猫は泣き止みました。そして猫も、
とうとう白猫の隣で動かなくなり、決して生き返ることはなかった。



【キャスト】敬称略

成河
深田恭子

近藤芳正
田口浩正
石井正則

銀粉蝶
藤木孝

江戸川萬時  加賀谷一肇  鈴木竜
川口ロン   皆川まゆむ  清家悠圭
鈴木美奈子  山口真美   西山友貴


原作:佐野洋子
(『100万回生きたねこ」講談社刊)
演出・振付・美術:
インパル・ピント、
アブシャロム・ポラック
脚本:糸井幸之介、戎井昭人、中屋敷法仁
(50音順)
音楽:ロケット・マリ、阿部海太郎
歌詞:友部正人
音楽監督:阿部海太郎




【感想】

感想を書かないとと、重い腰が上がった
理由→ちょうど天海祐希さんの出演して
いたTVで、この演目の原作の読み聞かせをしているのを見たから+観劇ブログを
溜めているとせっかく良い作品を観ても
忘れてしまうという残念な記憶力のせい。

私にしては、珍しく原作、絵本ですけど
読んでいます。あんな短編をミュージカル
にどうやるの?ピンクグラと不思議に思ったくらい。
あとは、前回の森山未來さんで見逃して
いるから、今回は絶対に観てやると思っていました。

まず、セットが不思議な形で、驚きえ?
成河さんの身体能力の素晴らしさを再認識
(お芝居は、上手いのは知りすぎている
から)
フカキョン、歌えるんだとか(←失礼発言)
コレ、絵本では子供には難しいのでは?ピンクグラ
改めて思った。
舞台にして正解だと思う。



簡単に個別の感想

成河さん、本当に彼は演技の上手い方だなと思います。
「オレ様、スゴいだろう(演技の中で)」
が、良く解ります。
初めの出演シーンで、棚のところから出てくるのは、いつからいたんだろう?ピンクグラ
出てくるまで、全く解らなかった。
もう1回観る予定があれば、ガン見していましたわ。
そして、あの軽やかな身のこなし。
猫繋がりで、『キャッツ』に出演出来ると
思いましたよ(*'∀`*)v

深田恭子さん、初舞台なんですよね。
可愛いです。白猫が特に。
歌も思いのほか上手かったし
(この夏にお堀の前の劇場で、酷い歌声を聴いていたからね・・・
又、毒をはいてしまったひよざえもん がーん)
お芝居は、TVで観ている台詞回しですが、
役柄が女の子と猫だから、あまり違和感もなかったです。

近藤芳正さん、田口浩正さん、石井正則
さん、銀粉蝶さんもきちんとお芝居を締めてくれていました。

そして、藤木孝さんは、流石の存在感
でした。

音楽も楽団みたいな感じで、生演奏だったのも良かったです。


ラストのカーテンコールのフカキョンの
初々しい感じもありました。
お辞儀のタイミングやハケるタイミングが
掴めないのを成河さんがフォローして
いました。