恒例の野球部納会。
今年から新規入団した村松クン(21)を相方に、今回もMCを務めた。

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今年も何かを歌う監督。

MVPは金嶋クン(21)。
卓越した打撃センスでチームを引っ張るだけでなく、一塁手としての存在感も非常に大きかった。
どんな悪送球も受けてくれる彼のグラブさばきのおかげで、一体何人のランナーを出さずに済んだことか。文句なく、最優秀選手に値する活躍である。

MC相方の村松クンは本番開始直後のサプライズ指名だったにも関わらず、いい具合に息を合わせてくれた。
幕間で仕込んだギャグにもそつなく対応。顔に似合わず器用な男だ。

後半、急遽打ち合わせをしてMC最大の見せ場を作ることにした。それは「舞台上で口論になって、お互い詰めよった挙句にキスをする」というギャグ。
きっかけはボクが村松クンのメガネをむしり取り、それに村松クンがキレるというタイミングにした。

予定通り村松クンが話している最中にメガネを取る。
キレる村松。
詰めよる2人。
絶好の間!
爆笑の予感‼

ーしかし、ここでまさかの仲裁が入った[みんな:01]

なんと本当のケンカと勘違いした監督と新居クン(30)が、「2人を止めろ」とばかりに舞台に割って入ってきたのだ。

ギャグは完結直前で頓挫。
迫真の演技が裏目に出た。

…やるせないボクと村松クン。
ネタの顛末を皆に説明し、とりあえずその場を乗り切った。

あと3秒待ってくれれば、場は笑いの渦に包まれたはずなのに…。

監督と新居クンには猛省を促したい。