上尾で無抵抗の母親に対する傷害事件発生〈宮ノ下通信社〉
昨夜未明、母親の里英さん(まもなく30)の膝に抱かれて夕食をとっていた遼真容疑者(8ヶ月)は、突然目の前にあった「一味唐辛子(SB食品社製)」のビンをつかみ、里英さんの鼻を殴打した。
ゴンという鈍い音を聞いた充さん(32)が箸を置いて心配するほどの衝撃だったようだ。
犯行直後遼真容疑者は、目をきつく結んで激痛に耐える里英さんを、いつもと変わらない表情で観察。凶器となった一味唐辛子のビンをしゃぶっていたという。
また、一部始終を目撃した遼真容疑者の兄・寛大さん(2)は、最近覚えた言葉「ダイジョブかー?」をここぞとばかりに連発。里英さんの感情を逆撫でた模様。
遼真容疑者
深夜になってから里英さんは鼻からの出血を確認。時間を置いて出てきた鼻血に事件との因果関係を否定する声もあるが、里英さんは強弁に被害の深刻さを訴えている。
宮ノ下警察署のmitsuru巡査部長(通称:ツルデカ)は、食後直ちに遼真容疑者に対する取り調べを開始。しかし遼真容疑者は「ダァダァ」などと意味不明の供述を繰り返しており、動機などの詳しい事情は未だ明らかになっていない。
~関係者のコメント~
ツルデカ:「絶対吐かせてやりますよ!」
充さん:「妻はコロッケに注意を奪われていたようです。ええ、彼女はコロッケが大好きですから。え?ロボコップ五木ひろし?あぁ、そっちのコロッケも好きですよ…たぶん。」
寛大さん:「寛ちゃん今日ね~、保育園でミミズいっぱいつかまえたの。パパ見たい?」
SB食品社長:「まさか弊社の製品がこんな凶悪犯罪の凶器になるとは…。まことに残念であります。今後は低反発素材の容器の開発など、お母さん方の鼻にやさしい商品の開発に全力をあげたい所存です。」
同警は遼真容疑者には他にも余罪があるものとみて、今後も捜査を続けていく方針。