先週の土日は病床に臥せっていた。
その3~4日前からノドが痛くて身体がだるいような感じはしていたが、まぁ単なる疲れだろうと思って普通に過ごしていた。金曜の夕方に寒気を覚え、ノドの痛みは耐えがたいものになった。食べ物や水どころか、ツバさえも飲み込み困難。嚥下には激痛がともなった。深夜、強烈な悪寒で目が覚め、ただ事ではないと熱を測ったら38度を超えていた。
土日は妻の実家にお邪魔する予定になっていたが、やむなくドタキャンし、グッタリとただ寝ていた。
月曜、耳鼻科の診察を受ける。
急性扁桃炎。
かなり悪化していて、メシも食っていなかったせいか、「病気と戦う体力もなくなっているねぇ」といわれた。入院はしなくても大丈夫だと思うけど、ステロイド使いましょ、と。
さっそく抗生剤+ステロイドの点滴開始。
「一度に大量投与するから、精神症状が出るかもしれないよ。ステロイドハイってやつね。」とDrからの注意を聞く。ステロイドの副作用で、攻撃的になったり、眠れなくなったりするらしい。・・・ちょっと恐い。
しかし、薬はまさに特効薬だった。ウソみたいに身体のだるさがなくなり、食べ物もノドを通るようになった。恐るべしステロイド。自覚的な精神症状は出なかったが、ドーピングの光と影を実感した。
あれから1週間。
だいぶラクになりました。これがステロイドによる偽りの元気じゃありませんように・・・。