8/16 from Cairo
朝起きて、宿から一枚。
手前はモスク、奥は教会。
初めはモスクと教会が並んでいるなんて、、、
そんなんでいいの？って思ったけど、
キリスト教もイスラム教もユダヤ教から派生した兄弟なんだって実感。
キリスト教とイスラム教は仲が悪いなんてあまりにも短絡的だった。
昨日会ったセネガル人のマサキだってムスリムだけど、
キリスト系の上智に留学するんだもんね。
もっと宗教のこと勉強しなくちゃ。ここにくるには無知すぎる。
カイロは暑すぎて、昼間は動く気がしない。
ファンの聞いたくつろぎルームでチャイを飲んでグダグダしているうちに太陽が傾きかける。
外に出るのは、朝飯と冷たいジュースを買いに行くときだけ、、、では廃人も同然だ。
今日は夕方からスーク（バザール）へ。
マサキに一緒に行こうと言われたけど、なんとなく一人で歩いて行きたかったので
別々に行くことに。
とはいえ、カイロではメトロ網が発達しているため、初めてメトロを使ってみることに。
カイロにしては最新の設備で、地下の駅はとても涼しい。
降りた駅からいきなり市場がドーンと続き、道に迷う。
太陽の方角を頼りに歩き回っても、人と車が多すぎて思考能力を失う。
間違った道をいきすぎたため、バスに乗るけど、いつお金を払えばよいのかわからなくて無賃乗車する。
暑い、ほこりがすごい。死にそうだ。
目的地のスークは観光客向けに作られたところらしいんだけど、
観光客なんて全くいない完全ローカルなスークに迷い込む。
下着屋の男が、買わないか？と声をかけてくる。
いや、買う必要がないだろ。と心でつぶやく。
パン屋、シャツ屋、うさんくさい時計屋、果物屋、、、、
すごい活気で、カイロにはこんなにも物が溢れていたのかと思う。
道に迷っているうちに、観光客の姿がちらほら現れ、目的地のハナハリーリ・スークへ着いていた。
もう疲れたので、買い物などする気もおきず、
シーシャを吸って休む。
シーシャとチャイで休憩していると、日本人団体旅行者がドッと押し寄せてきて、
珍しがられてシーシャをたかられる。
その後、偶然にもマサキたちと合流して、一緒に行動することに。
ボケちゃったけど、焼き芋屋さんもありました。
有名なモスクへ行って、しばし瞑想。
やっぱり神聖な気持ちになる。
赤絨毯に座って、コーランを読み上げるおじいさんが印象的。
モスクは涼しくてみんな寝ている。
向かって右側の塔は、女性専用の場所らしい。
やっぱりムスリムは女性を特別扱いする。
メトロも前の２両は女性専用車でした。
マサキたちとホテルに帰るころにはもう陽が暮れていました。
といっても、こちらで陽がくれるのは、２０時頃だから、結構遅くまで歩き回った。
夜メシはコシャリをたっぷり食べてネットして寝る。
※コシャリとは、パスタと米とソバを混ぜた、炭水化物×炭水化物×炭水化物メニューのこと。