昨日、ある会社のこんな会長 と面談してきました。




オーラ、プンプンでした。




こんなことを言われました。


「 お前はアタマがいいかもしれないけど、

  どんどん頭でっかちになっちゃいそうだな! 」


会長いわく、アタマでっかちの人間ではブレイクスルーができない。

つまり、ある程度まではデキても凡人の域を超えない。





「どうすればアタマでっかちにならないでしょうか?」

と訊いた。


「まずは一番バカな部署に行ってがむしゃら動け!」




つまらない大人にならないように、

常にバカをやりながら生きていきたいって思った。




==========================

~ 残り1日半 ~


【28日目】 2005年3月13日 (カンクンにて)




目覚めると、外は快晴だった。


ホステルの中のダイニングスペースには、

朝食を作って食べている人やコーヒーを入れて飲んでいる人がいる。


その中に、日本人の女性2人組がいた。



彼女たちはカンクンに IN したばかりで、

これからキューバへ向かうらしい。



彼女たちが作ったご飯を分けてもらって

旅話をしながら一緒に食事をする。





さて、

今日が実質この旅の最終日だ。


ひとつひとつの行動に、

・・・あぁ、これで最後か

という気持ちが宿る。




せっかく世界に名を轟かせているビーチリゾートがすぐそばにあるので、

見るだけ見に行ってみる。


バスを乗りつぎ、

超ロングビーチまで40分程度のバスの旅。






リッツ・カールトン、ヒルトン、マリオット、ハイアット・・・・・

高級5つ星ホテルが輝くビーチ沿いにずらりと並ぶ。


道路には水着姿の観光客ばかりが目立つ。



バスを降りてみた。






視界に広がる非現実的な光景。







絵の具のような色使いのグラデーション。







カンクン・ビーチ



カンクン・ビーチ

(高級ホテル郡とビーチ)



カンクン・ビーチ

(銃を持った警備兵)





フルーツ売りの少年が

カットされたパイナップルやオレンジやメロンなどを売り歩く。


少年からかんきつ類を買って食べる。

こうした天気の良いビーチで果物を売っているのは画期的だ。





ビーチのキレイさは、どこも独特の色を持っているけど、

俺はやっぱりキーカーカーの海が一番キレイだと思う。


カンクンよりもキレイだ。


宝石のような海3


あんなにたくさんのカラーをもつ海はそう簡単にはない。







ダウンタウンへの帰りバスでは、

地元民らしき15~16歳の少女たちがなにやら騒いでいる。


かっこいい男をバスの中から探してはナンパしている。


ラテンの血はすさまじき情熱とパワーだ。





帰りのバスは行きと違うルートで帰ってきたため、

降りるタイミングを逃してしまった。


だいぶ遠くまで来てしまい、道に迷う。




迷いながら歩いていると、

桜みたいな花を発見。

桜のような花



意味深なアートも発見!・・・落書き!?

アート

(背景はトゥルム。何を訴えたいんだろう・・・)






人に道を尋ねて、

なんとか宿の方まで帰ってくることができた。




今日が最後の日だと思うと

やるべきこと&やりたいことがたくさん。




昨日お世話になったお土産屋のJesus家族に別れを告げに行く。


店に入ると、Jesusは暖かく俺を迎えてくれた。


今日がメキシコ最後の夜になること、

昨夜、サルサ・ディスコへ行った話をすると、


「私達夫婦もよくサルサを踊りに行くんだよ。

 もしキミがよかったら

 その最後の夜に私たちとサルサ・クラブへ行かないか?

 いつも行く良い店があるんだ。」



そんな誘いを待ってましたとばかりに、


「ぜひ!」 と即決!



「それじゃあ8時にその『RUIDO』って店で待ち合わせな!」


と言って、Jesusは店の地図を書いて渡してくれた。





それから、

バイト先のお好み焼き屋(当時)でタコスを焼くために、

コンビニでタコスの生地を大量に買い込む。



それから、

どうしても最後にサンダルを磨いてもらいたかった。

靴磨き職人に一度磨いてもらったサンダルは

もうだいぶツヤが消えてきた。


必死に探すが、

カンクンに限ってボレロ(職人)がいない。


なんでだー絶対磨いてもらったる!



だいぶ探し回ったあげくに、

やっとの想いで1人発見!


サンダルを磨いてもらいながら会話を楽しむ。

結構あっという間に磨きあげてしまったその渋いオッサンに、

「Gracias (ありがとう)」

とお礼を言うと、ニコっといい笑顔をしてくれた。




それから、、、、

明日早朝空港へ向かうためのタクシーの手配・・・・・




陽も暮れた頃に、

ちょうどFiesta(祭り)が開催されていた。


彼らはほんと祭り好きな民俗だ。


途中で出会った日本人と一緒に祭りへ行ってみる。


買い込んでおいたビールを飲みながら、

Fiesta が行われている公園の屋台でゴハン。


最後のディナーのチョイスは少し勇気がいった。



祭り方はすごい人だかりになってきた。

何を祝っているんだか知らないが、

ピエロがサーカスっぽいことをしていたり、

舞台で若いねーちゃんがダンスしてたり・・・




結構おもしろくて見入ってしまった。


しかし、

これが大致命傷となってしまう。






Jesus と約束していた8時を過ぎていた。






ま、どうせ先にクラブの中に入って待っていてくれるでしょう。。。


そう考えていた。



待ち合わせ場所の『RUIDO』へ30分遅れぐらいでようやく到着したが、

Jesusは来ていない。



最後の夜に、仲良くなった地元の人と俺の好きなサルサ・・・

こんな素晴らしいフィナーレはない・・・



それが、

何分待っても、彼らは姿を現せない。



時間にルーズなのかな・・

俺が何か聞き間違えたかな・・・

急に用事が出来たのかな・・・



テキーラを飲みながらサルサを聞いて待っている。




来ない・・・




最悪なシナリオだ!!!






そんな中で、

隣に座っていたニイちゃんと話をしているうちに仲良くなった。


男「オイ、おまえもサルサを踊れよ!」


俺「ムリだよ、知らないし、相手もいない。」


男「そんなら、あのコはどうだ?」


と言って、男は見知らぬ女に話かけ、

なにやら俺が踊りたがっているという旨を伝えたらしかった。




女がこっちへ向かってくる。


ドキドキ・・・


どうなんだろ、今後の展開は。

本気で踊れないんすけど。。。



女は俺の体に密着し、

カラダを動かし始めた。






でも、踊れないものは踊れない。

すぐに踊りは中断し、女は不満げな顔をした。



生粋の日本人には理解しがたいです、ハイ。




そんなことをしているうちに、

アルコールは体を回り、脳を麻痺させ、

時計の針はとうに12時を過ぎた。。。



==========================


帰国から1年過ぎちゃったけど、

次回で中米旅行記はエンディングを!