Googleが「パーソナル・アシスタント・サービス」に進出 | 国際秘書 人材育成コンサルタント 能町光香 オフィシャルブログ

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18万人以上の方々に読まれている『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』著者が綴るメッセージ


こんにちは、渡辺です!

2日前に興味深い記事を見つけました。
その記事とは、Googleは、すでに「パーソナルアシスタント機能」を「究極の目標」ととらえて、開発を進めているようで、その実現のサービスとして「GoogleNow」を誕生させたというものです。

実際に、リアルな「パーソナル・アシスタント」として
活躍されている秘書の方もいらっしゃると思いますので、
きっと興味をもたれる人も多いのではないでしょうか。

上司やその家族のケアも含めビジネスシーンにおいてもサポートができる人材が、「パーソナル・アシスタント」です。

私も使ってみました。
Androidの英語版のみの提供ですが、記事でも書かれているように、
こういった機能が開発されたとしても、なかなか人に代替できない機能があるようです。

それが、「やりたいことをやる前に、やってくれること」、つまり「先読み能力」です。


プログラマーの世界でも、「プロアクティブ」という言葉あるようです。
プロジェクト管理能力として「先を読む力」が大事だからでしょう。

ただ、秘書として必要な「先読み能力」とは、
プロジェクト管理とは少し違った概念のように思います。

どちらかと言えば、「インプロ力」という先読みの別種類に近いのではないでしょうか。
インプロとは「即興」のことです。

即興劇という言葉があるように、
その場その状況その人によって瞬時判断して適切な行動を起こす事にあります。

つまり、これは「瞬時に判断と行動ができる力」と言い換えることができます。

秘書の「先読み能力」は、シナリオプランを描ける能力ではなく、
こういった「シナリオを描くこと」を通り越して、瞬時に、間を置かずに、
物事の是非を判断することが大事になってきます。

実は、これが求められるトップクラス秘書なのです。
上司と同調して、上司が考えること行動することだけではなく、
チームメンバーすべての考えること行動することと同調できるか、
それがトップクラス秘書には求められてきます。

このサービス、どんな進化をしていくのか、今から楽しみです!

※ いつもお世話になっている、Google元名誉会長の村上憲郎さんに昨日お聞きしたら、Googleのこのサービスは「バトラーサービス」への進出、と表現されていました。