14年ぶりにオーストラリアの母校を訪問 | 国際秘書 人材育成コンサルタント 能町光香 オフィシャルブログ

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18万人以上の方々に読まれている『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』著者が綴るメッセージ

こんにちは、能町光香です。
今朝は、久しぶりの雨となりましたね。


「2013年を振り返る」の6回目は、「14年ぶりの母校訪問」についてです。


私が日本の大学を卒業し、就職した後、20代後半に留学した先は、
オーストラリア・クィーンズランド州の首都ブリスベンに位置する
The University of Queensland (UQ)」でした。


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オーストラリアは、日本から近い国。
だから、いつでも戻れる・・・。

そんな気持ちをもったまま、いつの間にか14年間の月日が経過していました。


今回訪れたのは、2月。
オーストラリアの真夏にあたります。


大学まで、私が大好きだった通学経路にて向かいました。

留学当時、ほとんどの日が15分で通える便利なバス通学でしたが、
お気に入りの通学経路は、ブリスベンの街中をS字に蛇行しながら
流れるブリスベン・リバーをフェリーに乗船して、大学の船着き場まで向かうというもの。

大学が船着き場を持っている、
ということに当初はとても驚きました。


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留学当時は、朝早くから大学の図書館で勉強をしていたので、
ちょうど通勤ラッシュの時間帯と重なっていましたが、
45分の船旅は、私にとって、とても心地のいい至福の時。

朝靄の中、乗船した人々みんなが、珈琲を飲みながら新聞を読んだり、
本を読んだり、話しをしたり、一人ひとりが自由な時間を満喫する時間。

秋や冬になると、深い霧に包まれ、目の前が真っ白の状況で、
フェリーが進むこともあり、そんな時の私の楽しみは、
朝靄で真っ白な状態で進むフェリーの一番前に行って、
寒さを感じながら、温かいコーヒーを飲み、思いを巡らせること。


とっても贅沢な時間で、
「日本でも、こうやって川や山など自然を感じながら、
毎朝、通学・通勤ができればいいのに」と
「Quality of Life」について考えるきっかけとなりました。

そして、その後の私の人生において、
「自分の好きな場所に住む」ということを
選択するようになっていきました。



UQの大学院では、教育学を専攻しました。
教育学を専攻した学生はみんな、2教科の教員の免許を取得するべく
長い期間、教育実習を経験します。


私は「日本語」と「英語」(英語を母国語としない学生対象)
の2教科を選択することとなりました。

入学する前は、「日本語」と「音楽」を選択したかったのですが、
担当教員からの「ピアノが弾けるぐらいで、音楽は選択できません。
それよりも、日本に戻ってから、母国の人たちに貢献できる教科に
したらどうですか?」という助言により、2教科目は「英語(TESOL)」
に決まりました。

そのおかげで、今でも最も記憶に残っている
留学時代1番の非常事態(?!)は、

自分よりも英語が話せて聞ける人たちに
自分よりもEnglish Proficiencyが高い人たちに

私が授業をおこなう、ということでした。

生徒は、オランダ人、タイ人、韓国人、中国人、日本人、パプアニューギニア人
というように、国際色豊かなクラス。


「自信がないので、できません」とは言えない状況で、
(大学院を卒業できなくなってしまうので・・・)

どうやって、その場を乗り越えていったのか。

この非常事態をどう乗り越えていったのかについては、
長くなってしまうため、別の機会に譲ることをお許しいただければと思いますが、
この経験により、次のことを学びました。


「どんな時にでも、解決方法はある」


この経験は、私をとても強く、たくましくしてくれました。

「しなやかに生きる」という意味が、わかったのです。

それ以降、少しずつ「怖いもの知らず」になっていったのかもしれません・・・!

両親も驚くほど、性格が180度変わって帰ってきたようです。
自分では、あまり気づいていませんでしたが・・・。



さて、私が教育実習にてお世話になったのは、次の2校でした。

1)The Cathedral School (Townsville)
2)Brisbane Boy's College (Brisbane)


大変お世話になった恩師である担当教諭、校長先生、アドバイザー、生徒の皆さん、
ホストファミリー、共に寝る間を惜しんで頑張ったクラスメイトの人たちと過ごした
時間は、今でも忘れられません。

「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとう。そして、ありがとうございます。


かけがえのない経験。

それは、自分の人生に「彩り」と「力」を与えてくれます。


1年間という短い留学期間ではありましたが、
今振り返ってみると、その後の人生形成に、
大きく影響していることを、あらためて実感しました。


将来、また留学する機会を持てたらいいな、と
思っています。

次回は、どんな学問研究をするのか、
それが決まった時は、また新たな学びのために
渡航するかもしれません。



「自分の可能性にいつまでも挑戦できる自分でありたい」


どんな新しい扉を開けていくことになるのか。

そこには、「まさか?!」と驚きの扉もあるでしょう。

人生は、そんな「まさか」の連続。


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私の人生は旅路は、まだまだ続きます。

みんなで時にはワイワイと語り合い、
悩みを相談しあいながら、共に成長していきましょう!


これからも、どうぞよろしくお願いします。


能町光香