前回のつづき~
相方が熱望していた
「ポンペイ遺跡」 (世界遺産) @ ポンペイ
へやってきたみつ坊一行
ところが、入り口で入場チケットを買っていたら、
おそろしいドシャ降りに
それが、あれっという間に、大粒のスコールに
とてもじゃないけど、観光している場合ではごじゃりませぬ
仕方がないので、スコールが止むのを待ってたら、
またまたあれっという間に、止んだなり
ま、小雨が若干ぱらつく程度にまでなったので、
観光スタート
しょっぱな、かなり急な坂をひたすら上りまする
遺跡入口である「マリーナ門」をくぐると~、、、
おぉ~
遺跡だー!!!
ひゃっほう~。
おいらのテンションは徐々に上がっているというのに
お空はこの上なくどんより
今通ってきた道をぱちり
見てのとおり、マリーナ門入口の坂道は幅が狭いんだけど、
そこを抜けると道が開けるので、
感動もひとしお
あと、天候が悪いにもかかわらず、観光客がたーくさんいて、
みなさま雨合羽着用で、ツアーで回ってたなり。
ま、その方が詳しい話が聞けるし、ポイントの場所をくまなく回れるしね。
ただ、おいらは前にツアーでポンペイ遺跡を回ったので、
今回は自由に見て回りたいなぁ~と思い、個人で回ることに
ちょっと歩くと、「アポロ神殿」出現
神殿の周りを取り囲むように円柱が立ってて、中央には供物台。
ほほー。
ここで太陽神アポロを崇拝する儀式が行われていたのでごじゃりまするね~。
そして、ちょっと歩くと、、、
なんだろう?
倉庫?窯の焼き場?お店?
いずれにせよ、棚にはワイン壷がぎっしり
約2000年前に既に、ポンペイの人達はワインを飲んだりして
生活を満喫していたのでごじゃりまするね~
あ。
いいお天気になってきたー
いい眺めじゃー
まさに2000年前にタイムスリップしたみたい。
街並みが見事に残っておりまする
そして、石畳の車道には、
馬車の轍の跡がくっきり
まさに、ここを馬車が通っていたのでごじゃりまするね~。
感動~
そして、街並みを散策しながら、
お次は「ファウノの家」へ
ガイドブックによると、
「ポンペイとの調停のために
ローマから派遣された将軍シッラの甥プリオスシッラのために造られた家
と考えられている。」
とのこと。
甥のために家を造っちゃうなんて、いいおじさんだなぁ~。
まずは玄関をぱちり
アルファベットで「HAVE」とモザイクされておりまする
そういえば、アルファベットって古代ローマ人が使っていた文字(ラテン字)なので、
つまり、約2000年前から今日に至るまで、
ずーっと同じ文字を使っているということなりね~。
古代ローマってホントすごいなぁ~
中庭
う~ん、豪邸だー
そして、波のモザイクの床
ステキー
細部にまでこだわりがあるステキな豪邸なり
贅沢な暮らしをしていたんだろうなぁ~。
ちなみに、世界史の教科書によく載ってる
「アレクサンダー大王とペルシア王ダリオの戦い」の絵は
こちらの中庭の間にあるモザイク画でごじゃりまする。
(今回は砂ぼこりをかぶってて、キレイにできなかったなり
)
街並み
すっかりいいお天気になったなり
そして、見事に整備された道。
道は歩道と車道に分かれており、
ポンペイの方々の意識の高さが伺えまする。
さらに、水道まで!
約2000年前に既に水道が整備されていたとは、おそるべし
ポンペイの人達は、道すがら喉が渇いたりしたとき、ここで自由に水を飲んでいたみたい。
(あ、金の蛇口は現代のものと思われまする)
さらにさらに!
すでにクリーニング屋があったというから驚き!!
「ステファノの洗濯屋」
ここは一般住居を改築した洗濯屋で、
の赤い水槽は、デリケートな衣類を洗う専用のもので、
2階は物干し台として利用されていたみたい。
奥へ進むと、、、
三段の水槽がありまする。
これは、汚れの段階によって分けられ、
一番汚れた洗濯物は一番上の水槽に運ばれ、
奴隷によって足で踏みつけて洗濯が行われていたそうな。
デリケートだの汚れ物だの、洗い方までこだわりがあるとは、恐れ入谷(いりや)の鬼子母神なり(笑)。
そして、相方がずーっと行きたがってた
「円形闘技場」へ
なんかね、相方が熱心に読んでた漫画「セスタス」 に、
この円形闘技場が出てくるらしく、
やたらと感動しておりました~(笑)。
そして、中に入ると、、、
ひろーい
なんと、当時のポンペイの総人口と同じ約2万人が入れるというんだから、
とてつもない広さでごじゃりまする。
ここでは、剣奴同士、野獣同士、
はたまた剣奴VS野獣の剣闘試合が行われていたようでごじゃりまする。
(ひー)
再び街並みを散策
道は大小関わらず、ちゃんと歩道と車道に分かれておりまする。
そして、横断歩道まで!
3つの大きな石が横断歩道。
(ちなみに、3つめは工事中の柵の向こうにありまする)
はおいらも頑張って渡っているところでごじゃりまする(笑)。
続いて、「オデオン座」へ
ここは、コンサートやパントマイムなどの公演を行う劇場。
今度は上からぱちり
観客席から中央のステージを見るとこんな感じなり
そして、劇場を出ると、、、
ヴェスヴィオ山が見えるー
西暦79年8月24日に大噴火を起こして、
ポンペイを火山灰などで埋もれさせた張本人でごじゃりまする。
そして、遺跡めぐりスタート当初、天気が悪くてできなかった
「マリーナ門」入り口を激写
かなり急な坂なり(笑)。
あー、楽しかったぁーーー
今回は自分のペースで回れたから、
めちゃくちゃ楽しかったなり
しかも保存状態が非常にいいので、
約2000年前を思う存分満喫
ポンペイはインフラ整備がしっかりしてる上、
人々はワインを飲んだり、剣闘試合やコンサートを楽しみながら
人生を謳歌していたんだなぁ~、とつぶさに感じることができたなり
ホント来てよかったー
そして、みつ坊一行はナポリ最後のランチということで、
超人気店のお店を目指すことに
果たして、無事お店に入れたのか
次回へつづく