昨日講演に行ってきた。
11時過ぎに家を出て、12時半前に駅に着き、「戦の前の腹ごしらえ」で
ほうれん草と鳥のクリーム風オムライスを食べた。美味しかった。
それからタクシーで目的の専門学校へ。
タクシーの運転さんに、学校のパンフレットをみせて「そこまで行ってください」
というと「ぎょっ!」という顔をした。暫らくじっと見ていたが、先ずは出発。
途中赤信号のたびに、自前の交通地図を見ている。
「青になりましたよ」と言うと、慌てて発進。
「ほんまにだいじょうぶかいな」と思っていると、
何度目かの赤信号で地図を見ながら「ガッテンダ!」と言わんばかりに
手を叩かれたので「ヤレヤレ安心」。
学校はこじんまりとした古い校舎だった。
今回は40人ほどの学生さんの前で話すので、そう緊張はしないだろうと
思ってはいたが、相手が何人であろうとやっぱり人前で話す時は、
ドキドキする。教室だったので距離が近く、学生さんの顔が目の前にあり、
表情がまともに見えるので、恥ずかしさもあり、緊張した。
でも、皆さん私をまっずぐにみて真剣に話を聞いてくれた。
声がやはり出づらく、本当に申し訳ないけど、ありのままの私の姿を
見てもらい、何かを感じてもらえることが目的だし、現在の自分を
晒しだすしかない。
副学校長が、話が終わった後、「何と言ったらいいのか上手く言葉が
でない」と感想を言ってくれた。終了後控え室までエスコートしてくれた
学生さんが、言葉に詰まりながら「自分がいかに甘いかわかった・・・」
と言って涙ぐんだ。それをみて私は「良かった~。頑張って話したかいがあった」
と思い嬉しくなった。そして笑顔、笑顔、本当にこちらこそありがとう!
講演に行くと、私は必ず、聞いてくれる人たちから、エネルギーをもらう。
出会いに感謝し、そして頑張ると力を与えてもらう。
疲れたが、清清しい気分で家に帰ってきた。