里親その後 カッチー編 | Dog'sミッチーの犬舎通信

Dog'sミッチーの犬舎通信

札幌にあるペットショップ「Dog's ミッチー」の犬舎から 引退した繁殖犬・猫の里親情報。

お久しぶりのブログ更新でございます。
今回は、スタッフKのお家に来ました、カニンヘンダックスちゃん。

「ちゃん」ってついてますが、8歳の立派なおばちゃんでございます。
前回紹介した、カニちゃんの孫になります。

カッチーが我が家に来たのは1年前のこと。
妊娠期間空けて、元いた場所に戻った時に異変に気がつきました。
首が傾いていて、フラフラしてる?
抱っこすると・・・。
首をグルグル回すような状態。
「これって、ヤバくね?」
そう思って、とりあえずゲージに入れて1頭に。
しばらく様子を見てみることに・・・。

数日間、経過観察してみましたが改善されず。
思い切って我が家で預かって療養させてみることに。
そう、この段階では「あずかり」だったんです。

預かっている間に我が家のかかりつけ獣医に診察してもらったら・・・。
耳の奥が炎症を起こしていて、頭の中・・・つまりは脳にまで炎症が進んでいるかも?
可能性ではあるが、動けなくなってしまうかもしれないとのこと。

この日から、カッチーは預かり犬ではなく我が家の子になりました。
自腹切ってでも、治療をしてあげたかったんです。
犬舎にいても、治療は出来ます。
でも疾患がある以上、犬舎から出られなくなってしまうかもしれないから。
動けなくなる可能性のある子をお客様にお渡しすることは、出来ないから・・・。



$Dog'sミッチーの犬舎通信


「リスクが高い」と拒否されていたのですが、獣医を拝み倒して避妊手術もしてもらいました。
その時に、脾臓の肥大が見つかりついでに切除。
3時間もの大手術になってしまいましたが、見事に乗り切ってくれました。
耳の後遺症で首は曲がってしまったままですが、超元気にしています

$Dog'sミッチーの犬舎通信

先に里子にきたコリンコと寄り添って寝ていることもあります。

我が家の誰よりもマイペースでのんびりしたカッチー。
寒くなってきた最近は、ストーブに顔を付けて暖まっていたり(危ないので、離しますよ。)
毎日1回は、何かをやらかしてくれるカッチーに、夫婦2人癒されています。