「チッペンデール」スタイルの椅子製作4
何度も取り上げてきた「チッペンデール」スタイルの椅子製作の続きです。
椅子にニスの下塗りが終わって着色は色の濃淡を表現する段階に入っています。
長年使いこまれたアンティークの持つ質感を新品の椅子で表現するためには、
椅子の表面の低い所は濃い色に、高い所は薄い色にする必要があります。
そうすることによって落ち着いた雰囲気になるだけでなく、彫刻などのディテールが
より立体的に見えるようになります。
お化粧で顔を立体的に見せるために鼻筋などを明るい色にするのと同じ事です。
まずは全体を濃く着色して、全体をサンディングしながら高い部分の色を落としていきます。
色の濃淡をどう付けていくかに正解、不正解はありません。
資料の写真を参考に、18世紀のマホガニーの椅子の表面の色がどうなっているかを
観察して、全体の雰囲気を確認しながら作業を進めていきます。
木工の加工が終わってもまだまだ気は抜けません。
この後何回か着色をしながら塗装を厚くしていきます。
生徒さんを励ましながら見守っています。
椅子にニスの下塗りが終わって着色は色の濃淡を表現する段階に入っています。
長年使いこまれたアンティークの持つ質感を新品の椅子で表現するためには、
椅子の表面の低い所は濃い色に、高い所は薄い色にする必要があります。
そうすることによって落ち着いた雰囲気になるだけでなく、彫刻などのディテールが
より立体的に見えるようになります。
お化粧で顔を立体的に見せるために鼻筋などを明るい色にするのと同じ事です。
まずは全体を濃く着色して、全体をサンディングしながら高い部分の色を落としていきます。
色の濃淡をどう付けていくかに正解、不正解はありません。
資料の写真を参考に、18世紀のマホガニーの椅子の表面の色がどうなっているかを
観察して、全体の雰囲気を確認しながら作業を進めていきます。
木工の加工が終わってもまだまだ気は抜けません。
この後何回か着色をしながら塗装を厚くしていきます。
生徒さんを励ましながら見守っています。