「彫刻のあるインテリア」 | Classic to Modern デコラティブアート的造形と家具作家の日記

「彫刻のあるインテリア」

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今日は最近製作したドアを紹介します。

ドアを飾る彫刻として、アカンサスの葉がレイアウトされたお花を彫りました。
大きさは直径10センチほど。




それを先に作っておいたドアのガラスが入る部分に接着します。



全体をラッカーエナメルで塗装してガラスが入りました。
ウレタン塗料が一般的なんですが、年数が経つとラッカーの塗膜の方が枯れた感じが出て
良い質感になります。




ドア枠に合わせてみて、取り付け位置を決めます。




蝶番をドア枠にネジで固定していきます。




ドアが固定されたらアンティークのドアハンドルを取り付けます。




完成しました。




彫刻部分




ドアハンドル




直線で構成されたシンプルなドアですが、有機的なフォルムの彫刻が入ることで
特別な雰囲気が出ました。
生活の中で彫刻を眺める楽しみもあります。
やはりドアハンドルはクラシックな真鍮のものが良く合います。

このドアの蝶番には「バネ」が入っていて、こちら側にも向こう側にも開いて自動で閉まるため
両手がふさがっていても開け閉めすることができます。