SELFISH-岡田ジャパン

 4大会連続のW杯出場を決めた日本代表は今日のカタール戦に向け、昨日9日に非公開で最終調整を行ったが、ここまで最終予選全試合に先発出場していたMF遠藤保仁は、欠席。神奈川県内の病院で精密検査を受け、肉離れと診断された。岡田監督は「MRI(磁気共鳴画像)をとったら、少し出血があった。このシリーズは使わない」とカタール戦だけでなく、17日のオーストラリア戦の欠場も明言した。


 W杯4強に向け、カタール戦で新たなスタートを切る岡田ジャパンに、早速、試練の時が来た。

ウズベキスタン戦で退場処分を食らったMF長谷部もカタール戦は出場停止で、代役は阿部と橋本が務めることが濃厚。心臓部のボランチ2人を欠くことになるが、指揮官は「今のうちのサッカーでは、あそこがヘソになる。初めて2人欠けることになる。本番でもけがをするかもしれない。ものすごいテストになる」と前向きにとらえた。

 また、関係者によると岡田監督はカタール戦当日に個人面談を実施。欧州組を中心に、疲労や負傷の程度によって、オーストラリア遠征に帯同できるかどうかを、指揮官自ら意思確認するという。遠藤のほか、中村俊、長谷部、大久保は帯同しないことが決まっているが、その面談次第では、更に離脱者が出ることも考えられる。現在の24人が最少で18人となり、GK3人を含めて全員ベンチ入りという状態で、敵地に乗り込む可能性もある。

 「けり合いになると、ウチはペースをつかめないが、阿部、橋本らならこなしてくれると思う」と岡田監督。ウズベキスタン戦で先発したFW大久保も、左ひざ内側側副じん帯の痛みで、欠場することが濃厚。主力の相次ぐ離脱。緊急事態も、出場権獲得後の今なら、W杯本番に向け、格好の強化の機会になる。





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