リトミックってなあに?

リトミックは、今からおよそ100年前にエミール・ジャック=ダルクローズによりスイスのジュネーブで考案された、音楽を動いて学ぶ教育法です。

当時は、音楽学校に通う学生たちのリズムやソルフェージュ力をよりよくするために考案されたものでしたが、大きくなってからよりも、小さな子どものうちに体験した方が身に付くのが早い、そこで子どものためのリトミックが生まれました。

リトミックを学ぶと、何ができるようになるか?
 

リトミックをすることによって、font-family:"MS 明朝","serif"">音を聴く耳が育ち、音楽を理解できる力が身に付きます。ピアノや他の楽器でも、

音楽を理解せずに演奏することは、ただ音を羅列しただけで何の感動も伝わってきません。

では音楽の理解とはなんでしょう。

音楽を理解する事とは

   

音楽は何気なく聞いていれば、ただ流れて消えてしまいます。歌詞をつければそこにメッセージが生まれ、聴いている人の心に残る。それでは音はどんな役割をしているのでしょうか?

ここで音自体が持つ力について考えてみましょう。

まず、ヒーリング・ミュージックのジャンルで見てみると、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど、自然の音を録音したり、シンセサイザーなどで人が心地よく思う周波数に合わせた音を作って流すことで癒しの効果をもたらしています。

逆に、映画やドラマなどで、音だけを使って映像に迫力をつけたり緊張感を煽ったり、悲しい場面でも、コミカルな場面でも、その時々に合致する音をつけていますね。

このように、音は『効果音』と呼ばれて様々なシチュエーションを演出してくれます。これは音を理解して利用している、と言えますね。

では、リトミックで使う『音』とは、どんなものを指すのでしょうか?

 

それは『即時的な音』です。

続きは次回に!