やっと読んだどー!!
久しぶりの読書。久しぶりのひとみ先生の作品。久しぶりの銀薔薇。
そんなわけで、銀薔薇のお話がどこまで進んでいたのかも忘れているような状態で読みました。
ああ、ダメな私ね。
読みながら、ああ、そうだったそうだった、リーザは死んだのだったわ……とか、ああ、千年メサイアの後か……とか、そんなことを思い出しつつ読みました。
この本は昔の銀バラとはかなり違っていて、鈴影目線の内容が多かったですね。そして「きっとグノームの聖剣もサクッと手に入れちゃうのだろうな、サラマンドラの聖冠のときみたいに」と思っていたらやはり……。
ただ、昔と同じくマリナとシャルルと接触するところは良かったなぁ。私がリアルタイムでひとみ先生の作品を最後に読んだのが19歳のときだったので、あのときパラドクスを読んで以来の21年ぶりのマリナシリーズのシャルルですからね!ドキドキしました!
キャーッ!!本当にシャルルが!マリナが!出てきた!!うわーーい!!すごい!すごい!
……って、もう興奮状態ですよ。ワクワクがとまらない!!
でも、ああいう終わり方になってしまったということは、パリシリーズはなかったことになっちゃったの?!エエーッ!!そりゃあ、パリシリーズは面白くなかったけど(先生ごめんなさい)、じゃあ「赤いモルダウ」はもう永遠の謎になってしまったのか……。ああ……それは、なんだか、とっても、残念だな……。
でもね、このシリーズを一年で完結させなくちゃならなかったのだから、まぁ、こうなるだろうという想定はしていましたけどね。やっぱりこうなったのかっていう気持ちですね。
さて、次のお話でいよいよ完結です。アガペはあるのかな?なんとなく今回のリライトは「一年でうまく完結させる」ということが重要視されているように感じるので、昔のような情熱やロマンはあまり感じることができません。そのことについてはもう十分にわかったので、どう完結されるのかを楽しみに、次の「レオンハルトよ永遠なれ」を読みたいと思います。