一昨日、某テレビ番組見てたら、
ダイエットについてやってた。
なんか北海道からずっと歩いてるらしい。
実はオイラも昔は太ってた。
最高体重、なんと95キロ。
高校時代は65キロだったけど、
卒業して数年で、
30キロ近く体重増えた。
体重増えるとね、
パワーが増すんだ。
実は人間てぇのは、潜在能力として、
もの凄いパワーを持ってるんだ。
普通に主婦でも、オリンピック選手くらい、
本当は走れる。
でも脳がリミットをかけてんだ。
筋繊維や腱や骨などを守るために。
だから本当の能力を人間は使ってないんだ。
実はこれが。
それでもって、
筋繊維や腱や骨を守る筋肉、
あるいは贅肉がつくと、
その潜在能力が使えるんだ。
だから腕相撲は、
腕太い奴の方がつおい。
この前、曙がボディビルダーに勝ってた。
ただ、当然ながら筋肉のほうが、
贅肉よりも丈夫だし、
贅肉つき過ぎると、健康に悪い。
だから筋肉を、
ある程度つけることが、大切なんだ。
筋肉の繊維の数じたいは、
そんなに変わらなくて、
筋繊維一本、一本が太くなって、強くなる、
それでオイラ、
「ベンチプレスをいつか200キロあげるぞ」
なんて、頑張って太った。
ガキの頃、
サッカー部の先輩殴ってクビになって、
陸上部に行ったんだけど、
走るのはメチャクチャ速かったんだが、
体重増えると、今度走れないんだ。
それで、「こりゃあ健康にも悪い」ってことで、
痩せる努力を開始した。
ベンチは150キロくらいで断念。
さて、それでね、
いろいろなダイエットを試した。
断食みたいなこともした。
同じ物ばっか食う偏食もやった。
ひたすらに運動もした。
こうした失敗経験を踏まえて言うが、
世の中のダイエットは間違ってる。
たとえば、世の中のダイエットってぇのは、
「10-3=7」って計算でさ、
とにかく引き算なんだ。
しか~し、ダイエットの方程式は実はそうじゃない。
ダイエットに苦しむ方々、
どうか知っておいて下さい。
正しいダイエットの方程式は、
「10-(3×心)=?」でさ、
引くところで、心が掛かってるんだ。
だからただ引き算だけのダイエットじゃあ、
そう簡単には痩せられない。
その証拠に、スポーツジムのインストラクターでも、
実は太っていることがよくある。
痩せる知識はあっても、
心の知識が無いと痩せられないことも、
人によってはあるんだ。
人間が持っている、この食欲ってぇのは、
生きている限り、絶対の絶対に、
無くなることはねぇ。
まぁ欲望のことを、
仏教じゃあ「煩悩」って言うけどね。
かつてダイエットしながら、
心について勉強している時、
オイラは気がついた。
食欲が永遠に無くならない以上、
食欲そのものを否定することは、
実は間違っているのではないか。
むしろこの食欲とも、
あるいは煩悩とも言えるものと、
上手く付き合っていくことに、
ダイエットの秘訣があるのではないか?
なぜならこの食欲という煩悩を、
一つの炎にたとえた時、
これを無理矢理に吹き消そうと、
格闘すればするほど、
逆に食べ物のことばかり考えはじめて、
まるで火に油を注ぐように、
煩悩のとりことなるからだ。
ならば上手に食欲と付き合って、
サラサラと流れる小川を流すがごとく、
煩悩を流していくべきなのではないか?
と考え始めた。
ではどうやって、食欲という煩悩と上手く付き合っていくか、
長くなるので、二つに分けます。