笑っちゃうよ

先日、店の開店前の時間に、某直販会社からの電話が何回か来た。

店にはまだ誰もいないため、留守電にメッセージがいくつか入っていた。

だがなんで？

通販なんて注文してないのに。

私とカミさんは首を傾げた。

そしたら昨日、その通販会社から店にハガキが来た。

見ると、注文した品の件でいくつか不明な点があるので連絡が欲しい、とのこと。

はあ？？？

注文？

そんなのしてないぞ。

早速通販会社に電話したら、ウチの店Mistyからハガキで注文が入ってるらしい。

しかも３点も。

一つは本棚。

一つはＣＤ研磨機。

そしてもう一つは、なぜか牛丼の具(笑)

なんじゃそら。

どうやらどっかのバカが、ウチの店の名で注文した“いたずら”のようだ。

まあ商売やってると、こういう嫌がらせみたいなことをする、ショボいバカがツキモノ。

それにしても呆れる。

もう笑っちゃうよ。

やってることがガキ。

ったく、こんなことしかできないのかよ。

そういえば、ずっと前にも似たようなことがあった。

とにかく何も買わず、毎回毎回冷やかしに来るだけのヤツがいて、こっちとしてはいいかげんウンザリ。

だからある日、私は「買う気がないならもうウチの店に来ないでくれ」と注意。

で、こういうヤツってのは決まってグチグチと言い返してくる。

買う気がないわけじゃないだとか、この店は入ったら絶対何か買わなきゃいけないのか、などなど。

これまで何度も何度も店に来ては商品をロクに探さず、ただ店内をうろうろしてるだけのくせに、よく言うよって感じ。

私は当然そんなヤツの聞く耳は持たず、とっとと出てってもらった。

そしたらその二日後、店の出入口のドアに、知らぬ間に表側からテプラで貼り物がされていた。

“当店は入ったら必ず商品を買っていただきます”

断定はできないが、おそらくそいつであろう。

情けない。

こんなの私らがガキの頃にあった“いたずらチャイム”とか“不幸の手紙”みたいなレベル。

そんなんで恨みを晴らしとばかり満足感を味わってるんだろうが、そういう輩は哀れだよなあ。

とまあ、世の中にゃ色んなヤツがいるもんだと改めて実感。

とにかく笑っちゃう出来事だった。