去勢肯定派・否定派といらっしゃると思いますが、
なぜ我が家は去勢しようと思ったか。
を語ってみようと思います。


ミスタを迎え入れた当初は去勢する必要はないと思っていました。

『自然のマンマが一番だ』


徐々に成長するにつれ
ちょうど8か月に入った日から
まさにその日から!
ミスタの発情期が始まったのです!!

腰をフリフリしっぽ
マーキング
縄張り意識
隙あらば女の子にマウンティング!!


大人になってきたんだねぇと
最初は傍観していたのですが、

徐々にエスカレートしてきて

思春期特有のイライラもエスカレートしてきて

正直、家族全員がどこかハッピーではないのです。


甘噛み程度に成長していた噛みは手が腫れるほど強くなり、

臭いを楽しんでいるお散歩というよりマーキングをするためのお散歩になり
(数メートル間隔ずつ)

相手にしなければ、何もないところを向いて吠え続け。。。



前回ミスタを病院に連れて行った際に
『おねぇさん(私)、大丈夫ですか?』
と心配されるありさま。
情けなし。

先生はミスタの性格を熟知してくれているので、
早めに手術をした方がいいと指導してくれていた。

『ミスタもわけわからずイライラして苦しいんだもんね』

と。

そう。
ミスタも苦しいのだ。
ずっと一緒にいるからわかる。
とても苦しそうなのだ。


ミスタは一人遊びが苦手だ。
引きちぎったり、ガムを噛んだり、
それは大好きなのだが・・・


飲み込むのだ。。。


それでバリウムも飲んでいるし、
ガムなんて窒息しそうになっているからひっ捕まえて取り出そうとしたら
骨が折れるんじゃないかってほどの勢いで噛まれた。

ガムの件は1回どころではない。
ガム絡みの事件は色々起きているので、
私の手からでしか与えないようにしている。

色々なおもちゃを買ってきては試し、
買ってきては試し・・・


が、とにかく『人』が相手をしないと遊べない。
しかし、人にはやることがたくさんあり、
四六時中構うのは無理なことで。


では兄弟(妹)がいるともうちょっとミスタも楽しく生活できるのではないか、
とも考えたが、
経済的にも
精神的にも
キツイ。


去勢したところでミスタの性格は変わらないだろう。
しかし、
イライラが少し軽減されればミスタも少しは楽になるだろう。


私のかなり神経質な性格が起因しているのかもしれないが、
もうどれがなんだかわからない。


正直私も疲れ果てているのだ。


一日約一時間のお散歩をできれば二回ゆき、
私が食事をとっている間も飛びついて来たり、木をかじっては吐き、
自分の部屋に行ってミシンをかけようにも好奇心でミシンを倒そうとし、生地をちぎり
料理を作るためにキッチンにこもっていれば吠えたて、
寝ようとすれば布団を引きちぎる。

気が休まる時間がないのだ。

叱る叱る叱るの毎日だ。

叱り方も色々やってみたが、何一つ効果はなさなかった。

では一緒におもちゃで遊んで発散だ!
というのも興奮を助長させているとしか思えない。

散歩に行って発散だ!
も臭いを嗅いでばかりで興奮して帰るというのが定番化しつつある。
走って疲れさせてやるるる!
と走って疲れても興奮はさめやらぬままなので逆効果になることがわかった。


何がなんだかわからず
私の自律神経はエジプトあたりに飛んで行ってしまったようだ。


去勢で何が変わるかなんて期待していない。
逆に麻酔のリスクの方が心配だ。

しかし、今私たちにできることはこの方法しかない。


ミスタも私たちもHAPPYに過ごせるようになればうれしいなぁと。。。



くら~い記事でごめんなさい謝る