彦根駅に戻りまして、こんどは 徒歩10分ほどで彦根城へと向かいます。
・・・今回はよく歩くツアーです。
彦根城もまた・・・登るんですけど あの傾斜を 皆さんは知らない・・・
参加者の方の中には 小学生もいるのですが 近江電鉄の中で爆睡(笑)。
電車って ぽこぽこ いい感じに揺れるので眠くなるんですよねぇ。
さて、駅からまっすぐ歩いていくと お城が見えてきます。
彦根城のお堀は 本当に立派で、お堀を45分もクルーズする屋形船もあるくらいです。
そして、彦根のアイドル、 ひこにゃん にギリギリ会うことができました
週に3回、土日は 必ず 一日に3回、こうして みんなの前に出てきて
いろいろ パフォーマンスをしてくれるんです。
この5分後に、ステージを終えて、お帰りになりました。
彦根藩主2代目のお殿様が 江戸の豪徳寺のあたりを歩いていたとき
猫が こちらへ と招くので、お寺に入ったら、豪雨と雷になってしまい
猫のおかげで、雷に打たれずに助かった・・・と。
それ以来 彦根では招き猫を大切にしているそうで ひこにゃんはまねき猫だそうです。
現代も ひこにゃんは しっかり招き猫として 彦根の 稼ぎ頭ですね。
さて、お城の中に入り 天守閣を 目指して歩きます。
かなり 多賀大社の周辺で歩いていますから けっこうきつい・・・。
国宝の彦根城。天守閣に入ってきました。
ものすごい急な階段です。
お城は随所に 戦闘用に作られたあとがあります。
鉄砲を撃つための窓があったりしますが
幸いなことに、このお城が戦さに使われたことはなかったそうです。
江戸時代の 代々の彦根藩主も 天守閣に登られることは ほとんどなかったとか。
もっぱら 武器や甲冑をしまっておく 武器庫になっていたそうです。
「近世の城で天守が残っているのは、弘前、松本、犬山、丸岡、彦根、姫路、備中松山、
松江、丸亀、松山、宇和島、高知の12城。
このうち、松本、犬山、彦根、姫路の4城の天守は国宝です。」
「彦根城築城は、将軍徳川家康公の命により佐和山城を一掃するため、
慶長9年(1604)より着工されました。
当初は湖畔の磯山を予定していたといわれていますが、直継の代になって
現在の彦根山に決定し、20年の歳月をかけて築城されました。
天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築。天守は2年足らずで完成しましたが、
表御殿の造営、城郭改造など、城郭の完成は1622年とされています。
この間、井伊直孝は大坂冬の陣で兄直継に代わって出陣し、
その功績によって家督を継ぎ、夏の陣では豊臣方の木村長門守重成と戦い大功をあげ、
井伊直政(常に先鋒を務め、徳川四天王のひとり)に劣らぬ武将と賞賛されました。
直孝は、秀忠、家光、家綱の三代にわたって、将軍の執政となり、
幕府政治確立にも貢献。
これらの功により3回加増され、譜代大名としては例のない30万石となる。
彦根35万石といわれるのは、このほかに幕府領5万石の預かりがあり、
合わせて35万石となります。天守は18万石の頃の完成でした。
彦根城は、明治に解体の危機にみまわれました。しかし、
今も往時の面影が今日によく残っているのは、明治天皇が明治11年10月、
北陸巡幸を終え、彦根を通られたときに、保存するようにと大命を下されたからでした。
一説には、随行した参議大隈重信がその消失を惜しみ、天皇に奉上したとする説。
また一説には、天皇が近江町長沢の福田寺で小休止されたとき、
住持攝専(せっせん)夫人で、天皇の従妹(いとこ)にあたるかね子が
奉上したとも言われています。 」
楽々園 (らくらくえん)
「槻(けやき)御殿は藩主の下屋敷で、玄宮楽々園の名で国の名勝に指定されています。
四代藩主直興が延宝5(1677)年に造営。大書院、地震の間、雷の間、楽々の間など、
工夫を凝らした部屋が残っています。
楽々園の名は「山を楽しみ水を楽しむ」「民の楽しみを楽しむ」という心からと言われています。
12代藩主直亮が文化年間(1804-1817年)に佐和山や内湖が見える楽々之間を造ってから
槻御殿という正式名より、楽々の名が有名になりました。」
大老・井伊直弼が生まれたのもこちらです。
井伊直弼は彦根藩出身 14男として生まれ、生涯 埋もれた境遇のままだと諦めていたのだとか。
埋木舎と名づけて 勉学にいそしんでいたそうです。
ところが 兄たちは 養子に出されたり 病死したりして 藩主の椅子が回ってきてしまいました。
そして 幕末の危機の際して、江戸幕府の大老の重責を担うことになるのです。
開国を決断し、尊王攘夷派を敵に回してしまいます。
そして 桜田門外の変による暗殺。
人生、どうなるかわかりません・・・。
玄宮園 (げんきゅうえん)
「城の北東にある大名庭園で、琵琶湖中国の 蒲湘(しょうしょう)八景にちなんで
選ばれた近江八景を模してつくられました。
4代藩主直興により延宝5年(1677年)に造営されました。
毎年9月中「虫の音を聞く会」が催され、大名庭園ならではの趣が味わえます。 」
下見のときには NHKの「アサイチ!」が取材に来ていました。
今回は残念ながら時間切れで 閉まっていましたが、
時間があったら ぜひ行きたいのが このお茶室。
鳳翔台 (ほうしょうだい)
「玄宮園内の築山に建つ趣のある建物。
かつては、藩主が客人をもてなすための客殿でした。
この鳳翔台から眺める玄宮園の美しさはすばらしく、
庭園を鑑賞しながらの薄茶(お菓子付¥500)の味わいは格別です。(9:00~16:00) 」
ということで、ここから お城を後にしました。
彦根城は見どころも多いですし、次回はぜひ お堀の屋形船に乗りたいです。
ガイドさんもいらっしゃるので詳しく案内していただくと 楽しいと思います。
そして キャッスルロードからちょっと入ったところにある
カフェ 「ELSOL」さんで 最後のティータイム
入り口は狭かったのですが、二階へ上がると ひろびろ~
窓からお城が見えるカフェだそうです。
ビアタイムの方もいらっしゃいました~ (笑)
今回もよく歩きましたからねぇー
帰りには 滋賀が誇る名店「たねや」さんによって バームクーヘンをお土産にしました
クラブハリエさんには また来たいです☆
http://taneya.jp/shop/shiga_mihori.html
ということで、今回もご参加いただいた皆さま どうもありがとうございました~!
小学生さんもよく歩きましたね
次回は、
6月30日(日) 奈良 大神神社ツアーです。
夏越しの大祓え 芽の輪くぐりに初参加します~
どうぞお楽しみに!
お申し込みは → こちら