CREA11月号(10月7日発売)
自分史上最高のミラクル 母になる!
LOVELY BABY BIBLE

立ち読みしました。
去年の11月号の同誌も、出産特集でした。

去年の号を読んだ私の感想:
> 結局あんまりよくわからなかったのですが、
> 妊娠や出産を考えたことがなく、
> 周りに同世代の経験者がいない人には
> いい特集かもしれませんね~(なんか無責任)。

今年の感想:
立ち読みだったけど、買う気が失せるほどに薄い内容。子づくりガンバリ中の人にとっては、既に知っていること&興味のないことばかりに見えるのでは。興味のあるコンテンツに当たっても、詳しい解説はないのでちゃんと知りたければ他の本に手が伸びてしまう。
(外国人の)赤ちゃんポストカードには失笑。犬や猫じゃないんだから。
10~20代のゆめみるしょうじょにはいいけど、これを真剣に隅から隅まで読んで信じてる30代以上の女性がいるとしたなら、書(雑誌だけど…)を捨てよ、今すぐ婦人科に行って調べてもらうことをおすすめしたい。

CREA 
11月号目次 

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同じ会社が発行している別の雑誌、文藝春秋も立ち読み。
新宰相夫人特別手記 「抱きしめてあげて」小泉総理は言った
夫との出会いから「養子問題」まで

アベソーリにコドモがいないことを最近知って、なぜ?と疑問に思っていました。皇室や代々続いた老舗ほどではないにせよ、政治家って世襲のイメージが強いじゃないですか。実際、アベソーリもイメージ的にはアベガイムダイジンの息子ってのが未だに先行するし(昭和後期生まれの人だけかね)。嫁いだからには、コドモが政治家になるにせよならないにせよ、とりあえず産まなくちゃ、みたいな先入観?(なぜか語尾アゲ)
記事は、全部は長かったので、見出しでコドモがいない理由が分かりそうなところを探して、そこだけ読みました。ものすごくかいつまむと、「できなかったから作らなかった、林真理子さん(友だちらしい)のような医療的な努力はできなかったし、養子をもらう決心もつかなかった。周囲の理解もあった」というような理由でした(記事がお手元にある方、間違っていたらごめんなさい)。

ふーん。
それ以上でもそれ以下でもないわけですが。
記事内に、これから「出産しない女性、子育てをしない女性に対するケア」や、既に関わっている「ミャンマーでの学校づくり」について頑張りたい、といったことが書いてあったのですが。
ふーん。
ソーリ夫人の言葉が足りないのか、文藝春秋の方の編集の仕方が悪いのか、私の頭の中がおばさんモード過ぎるのか。婦人公論の読み過ぎなのか。
記事全体が、ふーん以外の何物でもない。
もっと「治療したけどダメだった」とか「私はコドモが嫌いだ」とか、確固たる信念というか、筋道のようなものがあれば、賛成や反対ができるのだけれども。つっこみどころがない。今ドキの奥さんらしいっちゃらしいわな。

コドモのいない人生を考えてみたい方には一読をおすすめします。高度治療を望むほどに出産希望の方は、よっぽどおヒマだったらどうぞ、という感じでしょうか。
ソーリ夫人へは、人気が落ち着いて来た頃にもう一度、婦人公論につっこんだインタビューをしていただきたいなあ。

文藝春秋 
11月号目次 

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前後しますがCREAの記事から。
野田聖子議員の対談も立ち読みしました。野田センセイ、不妊に関するほとんど、ありとあらゆることをやってらっしゃるんじゃないかなあ。いろんな思いも、経験もされているんだと思います。
こういう経験豊富な方、出産することに関して深く考えてこられた方に少子化対策の大臣をやっていただきたかった。少子化対策は他の問題と兼務してできるようなことなのでしょうか。しかも全く別のジャンルの5種類を兼務って。丸投げできる優秀な手下をたくさん持った古狸ならまだわかるけど。オッサンら、少子化問題をナメとるんと違うか、と思ってしまいます。
しかし。記事を読むと野田センセイ、チャレンジの途中らしいのね(46歳!)。念願かなってお母さんになってから、本気で少子化問題に取り組む内閣の下で、現実的なお仕事をしていただきたいと思います。