ミシンに布喰われがちな人に朗報です。-左基線を使いましょう- | ミシン屋の嫁のブログ

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大阪府茨木市でミシン屋やってます。
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販売だけでなく、修理、講習、ワークショップやってます。
ぜひ遊びにきてくださいね!

 

こんにちは。

ミシン屋の嫁です。

 

端縫いしているとき、ミシン針がその場足踏みして、

針穴の中に生地が巻き込まれちゃうことないですか?

結構がっちりかんじゃって、リカバリーに時間費やすんですよね。

ショボーン「やる気失せるぅぅぅ。」

 

 

 布が喰われる原因!

 

家庭用ミシンに起こりやすい症状で、ジグザグしたりかがったりと、

直線以外の模様縫いにも対応できるよう、針穴が横長に広く空いていることが原因のひとつです。

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ほら。ね?針に対して大きく穴があいているのがおわかりいただけると思います。

 

 

 縫い模様を変えてみましょう!

 

家庭用ミシンの初期設定は、この針穴のど真ん中での直線縫いが基本になっています。

これを「中基線」といいます。マークはこれ↓

image

 

で結果を先にいうと、端縫いするときのオススメはこれ。

「左基線」といいます。マークはこれ。

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針の位置そのものを左に寄せます。

すると、針落ちの両サイドから布がたわんでいたのに、

針落ちの右サイドだけが針穴に落ちるだけになるので、

布のたわみがマシに。改善されます。

端から何ミリのところを縫うのか、針落ちの位置があっているか、

改めてチェックしてくださいね☆

 

基線変更でどれほど変わるのか、動画でチェックしてみてください↓

 

 

 基線変えてもまだダメなかたはこちら
 

 

手っ取り早いのは「左基線」だけど、

これでもダメなのよ・・・って方にはこちらもお試しください!

「直線専用針板」

針穴がただただ丸なので、針穴に布が巻き込まれません。物理的に。

 

 

どうでしょうか?

布喰われがちなミシン屋の嫁が得たライフハックをお届けしました。

 

ご覧いただきありがとうございました。