私たちがたどり着いた【理想のお店のカタチ】 | 子連れで鎌倉!ホンモノ野菜が食べられる親子カフェ☆ミソラカフェ

子連れで鎌倉!ホンモノ野菜が食べられる親子カフェ☆ミソラカフェ

鎌倉の路地裏にある小さなカフェ。赤ちゃんにもママにも優しい空間と、無農薬の有機野菜のみを使ったランチやこだわりの珈琲をご用意してお待ちしています。お店の最新情報やこだわりのほか、2児の子育て中の店主夫婦の【子連れで行く鎌倉旅】に役立つ情報をご紹介します

私たち夫婦が鎌倉に親子カフェをつくろう!と思った理由は、前回の

私たちが鎌倉に親子カフェをつくった理由

でお話した通り。

 

ところで、親子カフェってなんだ?

何があれば親子カフェなの?

どんなことができれば便利なんだろう・・・?

 

親子カフェが特集された雑誌を読んでみたりしましたが、なかなか答えは見つからず。

 

どこで何がやりたいかのヒントをくれたのも娘でしたが・・・私たちに私たちなりの【理想のお店のカタチ】を教えてくれたのもやはり娘だったのです。

 

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娘が生まれた産院では、2週間に一度ママサークルのような集まりがありました。先輩ママに悩みを相談したり、たわいのないお喋りをしたり。

その集まりの中で「ぐっすり眠ってるくれている新生児の時にこそ、外食に行っておくべき!」というアドバイスをくれたママ達がたくさんいました。赤ちゃん連れの外食は月齢が上がるごとに大変になるからと。

 

「近所のお散歩以外のお出かけは生後3ヶ月ぐらいからかしら⁇」なんて思っていた私たちはちょっと衝撃を受けましたが、話を聞いて確かにそうかも…と1ヶ月検診が終わったぐらいから娘とのお出かけを開始しました。

 

とはいえ、やっぱり赤ちゃんを連れての外出はドキドキの連続。

タバコ臭くないかな⁇

ベビーカーは迷惑じゃないかな⁇

泣いたらどうしよう⁇

 

お出かけ前には近くのオムツ替えスポットや授乳ができそうな場所を予め調べておかないと不安で不安で。

入店前に忙しそうなお店の人に「ベビーカー大丈夫ですか?って確認するのも、最初は勇気がいりました。ビビりなので。笑

「ベビーカー大丈夫ですか⁇」って聞かれたら嫌でもなかなか断れないよなー。本当は迷惑なんだろうなー。なんて要らぬ心配をしながらサッサとご飯を食べる日々。

 

これならやっぱり家でご飯を食べたほうが楽だ。。。

 

そんな時にありがたかったのは、やはりお子様連れ歓迎のお店。オムツ交換ができるお店がほとんどだったし、子連れのお客さんが多いので泣いてもそこまで気にしなくていい。そして何より「迷惑じゃないかな⁇」と心配しなくていい。

そう、この最後の気持ちの部分が私にとってはとっても大事だったのです。

やっぱり、鎌倉にもこんな安心して子どもと行けるお店が欲しいな。そう改めて思いました。


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それから物件が決まり本格的な開店準備が始まるまで、娘と一緒に色々なお店に出かけました。生後1ヵ月過ぎ~1歳半頃まで。その結果・・・

 

・ねんねの赤ちゃんと出かける時に欲しいもの

・離乳食が始まったころあったらいいもの

・ハイハイの頃の悩み

・よちよち歩きの子どもを連れてのランチの大変さ・・・

 

色々な経験をすることができました。また、たくさんのお店で色々な経験をする中で

 

・このサービスは嬉しいな♡

・もっとこうだといいんだけどなー

・こういう椅子は座りやすいけど、こういう椅子は座りにくいかな

・こんなスペースがあったらいいかも!

 

そんな「こうだったらもっといい☆」というたくさんの気づきを与えてもらうことができたのです。

その気づきの中から私たちの中にできた理想のお店はこんな感じのお店でした。

 

①親子カフェだけど、全席座敷はやめよう

ねんねの赤ちゃんにお座敷、とっても便利でした。でも・・・うちの娘はベビーカーが大好きでベビーカーでよく寝てくれる子だったのです。お座敷のお店に入るためにベビーカーから降ろす→起きて泣く→結局ゆっくり食べられない。。。赤ちゃんがねんねできる席はもちろん作りつつ、ベビーカーのまま入店できる席も作ろう!そう決めました。

 

②親子カフェっぽくない店にしよう!

まるで友達の家に遊びに来たようなまったりした空間や時間。それはそれはすごく安心できたし、ゆったりできました。しかし!!!子どもができてから【ちょっとおしゃれな雰囲気のお店】に行けることへのウキウキ感やワクワク感が倍増していた私は、ちょっとしゃれな雰囲気のお店でゆっくりできると幸せを感じたのです。いかにも「外でご飯が食べられた~~~♡」感。なので、ママ達にそんな日常とはちょっと違う外食した感を味わってもらえるお店にしたいと思いました。


 

③キッズスペースはなるべくお母さんのすぐ近くに!

キッズスペース、1歳ぐらいになるととってもありがたいんです。でも・・・席から離れた場所にあるとお母さんはどうしてもついて行かなきゃいけない。そうすると結局ゆっくりご飯が食べられない。。。友達や家族との楽しいランチも「ちょっとごめんね~」って席を外さなきゃいけない。。。そうならないように、お母さんのすぐ近くで飽きずに遊べる工夫ができたらいいなー。そう思いました。

 

④離乳食も手作りのものを!

離乳食って大変です。食べるか食べないかわからないのに頑張って準備をして。お出かけの時に持ち歩くのも荷物は増えるし、衛生面も心配だし。結果レトルトに頼ったり。もちろんレトルトだっていいんだけど、うちの娘はあまりあの味が好きじゃなく食べなかったのです。

旅行で赤ちゃん連れ歓迎のホテルに泊まった時、手作りの離乳食(しかも月齢に合わせたもの)があって本当に助かったし嬉しかった。これは絶対にお店でもやろう!

 

⑤お母さんが食べさせたいお子さまランチを☆

お子さまランチって、なんだか茶色くないですか?そしてどこのお店もだいたい同じ。

ポテトとハンバーグとから揚げ、ナポリタンにエビフライ。そしてジュースにゼリー!みたいな。正直「あんまり美味しそうじゃないな」と。そして「なんか・・・あんまり食べさせたくないかも」と。

お母さんが「こんなお子さまランチなら食べさせたい!」と思えるお子さまランチがあったらいいな。そういうお子さまランチを作ろう!

 

 

そう、こんなのが私たちの理想のお店のカタチ。

こんなお店で美味しいお料理や珈琲やケーキが食べれたら最高( *´艸`) 裏テーマは

【ママが温かいスープを温かいうちに、ゆっくり食べられるお店】


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と、たくさんの理想を掲げてはみたものの現実は・・・

予算の関係もあり、決まった物件は極狭!!! ← 8坪!!

オムツ替えスペースやキッズスペースなんて無理じゃない??ベビーカーのまま入店??どうやって??やっぱり親子カフェって広々してないと無理かな・・・

 

でも諦めませんでした!ちゃんと自分たちの理想のお店のカタチに近づきました。

結果、たくさんの工夫が詰まったお店になりました。

次回はそんな内装の工夫について振り返りたいと思います。

 

 

 

☆ホンモノ野菜が食べられる親子カフェ☆
MISORA cafe(ミソラカフェ)
神奈川県鎌倉市長谷1-2-8
(JR鎌倉駅より徒歩18分 / 江ノ電由比ガ浜駅より徒歩5分)




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11:00~17:00 (日曜・第1第3月曜定休)


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