引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)/朽木 祥
¥1,470
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出版当時から気になっていたけれど、今年になってやっと手に入れました。


ことしになってから、本を読むという状況や気持ちになっていなかったので、読み始めても進まず。


昨日も一昨日も、数ページ読んだら眠ってしまっていたのだけれども。


今夜は眠れずに読み始めたら、いっきに最後まで。



小さな人たちと、女の子が出会うお話。


アリエッティがジブリのお陰で有名になった(しかも評判は今ひとつ?)けれど、メアリー・ノートンのこの本も引用されていました。

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)/メアリー ノートン

ああ、朽木さんもきっと、小さな人たちの本を読んで育ったのね、と思いました。

舞台は「かはたれ」や「たそかれ」、「風の靴」と同じ、鎌倉。

少し湿った谷戸の空気を思いました。

心が温まるお話。大事なものを思い出し、小さな草花や生き物を愛で、クッキーを焼きたくなります。

もやしもん(1) (イブニングKC (106))/石川 雅之
¥560
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中2になった息子、イッキがこの頃夢中になって集めている漫画、もやしもん。

横目で見ておりましたが、風邪引きごろ寝の友に今日1巻から8巻まで読破しました。


これがひさびさにおもしろい!

第一話目は「農大物語」という題名で始まったのが、

第2話目には「農大物語もやしもん」に

そして、いつのまにか「もやしもん」になってしまった。


舞台は東京にある農大。

菌類の見える少年と、菌の権威の教授、研究室の面々との日々。


おもしろいうえに勉強になります。

くいしんぼうにもおすすめ。

ロケットボーイズ〈上〉/ホーマー ヒッカム・ジュニア
¥1,890
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ロケットボーイズ〈下〉/ホーマー・ジュニア ヒッカム
¥1,890
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友人に勧められた一冊。

ウエストバージニアにある、炭坑の町、コールウッド生まれのホーマー・ジュニア・ヒッカム氏の自伝的小説。


彼と仲間達がロケット作りにかけた高校時代の3年間を描いたもの。

彼をとりまく人々の魅力もたまらないです。


まだ、ストーリーを追って1回読み終えたところだけど、読みかえしたい作品。


好きなことを、一生懸命にやる。息子に読ませたい一冊になりました。置いておいたら読むかな。



この方、大学を出てからベトナム戦争へ志願。

私が生まれた頃には従軍していたようです。

そこから帰ってきてから、執筆活動を始める。

そのあと、NASAへ勤める。

日本の誇る宇宙飛行士、土井隆雄氏に、自分の想い出の品を宇宙へ持っていってもらったことも。



これは、ヒッカム氏の、育った町や家族、友達、育ててくれた大人達、好きだった女の子への、

心のこもったラブレターだと思いました。


ヒッカム氏のサイト。

http://www.homerhickam.com/index.shtml


その中の、ロケットボーイズの頁。

http://www.homerhickam.com/coalwood/

コールウッドの地図付き。

写真もたくさん。

ロケットボーイズの写真もあるけど、クエンティンの写真がないのが残念。


それにしても、奥さん、美人だわ。

くじけないで/柴田 トヨ
¥1,000
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もうすでに、平積みになっている話題作。

柴田トヨさんの、詩集。

90歳になって詩を書き始めたという。

とても素直で、

とてもやさしい詩の数々。

くじけそうになったときに、

これを開くことを

私は思いつくだろうか。


すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)/海街オクトパス
¥880
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海街diary 1 蝉時雨のやむ頃/吉田 秋生
¥530
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海街diary 2 (フラワーコミックス)/吉田 秋生
¥530
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海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)/吉田 秋生
¥530
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高校の時、バナナフィッシュは読んだ。面白かった。

これは、夫が出張先から持ち帰ったもの。


鎌倉が舞台。鎌倉の景色、七里ヶ浜の景色、好きな景色がいっぱいで、ストーリーも好き。


すずちゃんの鎌倉散歩も、楽しかった。


好きな場所がいっぱいあるって、とても嬉しいことで、

だけど、今、そこにいられないという意味では切ないことであったりする。


また行きたいなぁ。鎌倉。

宇宙への秘密の鍵/スティーヴン ホーキング
¥1,995
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これは、イッキがいっきに引き込まれた・・・・とだじゃれで始めてしまうくらい、引き込まれたのだ。


古本屋さんで、400円!だまされたつもりで買ったのだけど、その辺に置いておいたら、イッキは私より先に読んで、2時間ぐらいでおわってしまった。


その様子を見て、続編をamazonの古書でまた購入。


続編だってイッキに読んでしまって、来年出版の3部作3作目をまっているところ。



私も読みました。

何が良いって、まずお話として引き込まれやすい。それから情報が新しいこと。

1巻目は太陽系について学べるようになっています。

最新の惑星や衛星の写真、それぞれの天体説明もユニークで分かりやすい。

ブラックホールの理論についても分かりやすく説明してある。

さすがホーキング博士、と思いました。


ここからはネタバレです!!!




引き込まれたのは、主人公たちが彗星に乗って太陽系を旅するところ。

太陽に近づいて、彗星が溶け出すところはドキドキしました。


頭が理系でない人。物語を愛する人にとって、ありがたい宇宙本です。


私はまだ2巻を読み終わっていません。

読み終わってから、また書き込む予定♪

インディアンの男の子 リトル・ムーン/ヴィンフリード ヴォルフ
¥1,680
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ミーが額に怪我をした日に、病院の待合いで読んだ本。

つらいミーがよけいにつらくならないか心配なほど、悲しい設定だったけど、

最後に力をもらいました。



ワニのライルとたんじょうパーティー (ワニのライルのおはなし 3)/バーナード・ウェーバー
¥1,529
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これも、その日にミーが学校で借りてきたもの。
久しぶりに子ども文庫へ行きました。
先生方の笑顔はそのまま。落ち着く空間です。
変わったのは、エッツの「もりのなか」などの絵が飾られていたことと、
お庭の蜜柑の木がなくなっていて、あたらしい蜜柑とサクランボの苗木が植えられていたこと。

ミーは童話を4冊とギリシア神話を借りました。このごろ、星座の神話に興味を持っているので、勧めてみたら、自分の名義で借りるというのでびっくり。


分厚くて読み応えのある本です。


帰ったら、真っ先にその本を読み始めました。

一人で読むには少し重たそうなので、とちゅうにできるだけ読み聞かせをしています。

ゆうべはヘラクレスの12の冒険を3つめまで読みました。


オルフェウスの神話と、日本のくにうみ神話を重ねて読もうと、松谷みよ子さんの日本の神話も借りてきたよ。

ギリシア神話/著者不明
¥2,100
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日本の神話/松谷 みよ子
¥1,575
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