前回、ちょうど2年前くらいにお会いした、
イラストレーターの末吉陽子さんの個展のクロージングパーティーに行ってきました。
大学時代の後輩を連れて。
沢山の展示作品のなかで、わたしたちが二人で惚れ込んだのは、
しっとりした風合いの深い茶色の木の板に、木目を生かして
ひとつひとつ違った世界観が描かれていた、fantasticな作品たち。
小さな少女がひとりずつ描かれていたと思います。
宇宙の波にのっているような感じで描いてあるものが好きでした。
遠目に見ると、壁と一体化していて、わたしは気がつけなかったのですが・・
敏感な後輩が気づかせてくれました。
ちなみに、画の写真は撮れないので、こちらも約2年ぶりに再会した、
立体作品くんたちをご紹介します。
この立体作品(お人形さん)、抱っこすると、赤ちゃんのような重みと手足の繊細さ、
虚ろな表情と脆さが、言葉にならない感覚を与えてくれます。
末吉さんも、ママになって抱っこしていました。
2年前に、初めてこの子に出逢ったとき、
思わず「売ってないんですか?」と、質問してしまったくらい。
写真では、みえないけれど、ちいさな涙を一粒浮かべていたりして・・・