動かなきゃ。 | One more -仙台いちご再生支援プロジェクト-

動かなきゃ。

週末、自らの町も被災したにもかかわらず震災以来宮城県内の仮設団地をまわり、

子供達の笑顔のためにご尽力されているストロングみやぎ の方と話をする機会がありました。


その方が話されていました。

他の仮設団地と亘理の仮設団地の雰囲気の違い。

違和感。


一言でいうと元気がないのだそうです。

やはり、半年経った今でもなんら震災直後と変わらず先が見えない状況。

どこに足をつけていいのか分からずふわふわ浮いている状態が半年。

皆さんも精神的な疲労が出てきているのでしょう。

私は、震災以来、亘理しか見てきませんでした。

他の仮設団地の方がどのような生活をされているか比べるものがなかったのです。

おそらく、今、亘理で仮設生活をしている被災者も自分達の生活が他と違うなどと思って生活してないはずです。


他の被災市町村と亘理の違いは主産業が農業であったこと。

正直、今後さまざまな問題が先にあることは何処の被災地も変わりないと思います。

しかし、ひとつ例にとると都市部が被災した石巻の復興と農地の大半が被災した亘理。

お金の問題だけで解決することではない。

人の手で街全体を盛り上げて復興できるにも限界があります。


やっぱり、行政の判断と力が今後の亘理の復興に大きく関わってくるし大きく左右するものになることは分かります。しかし、亘理に限らず、役所は県の、県は国の指示を待っている状態で私達が何かを訴えようにもそれぞれの窓口に出向いたところで取り合ってもらえるものではありません。


正直、町が何かをしてくれると思って待ってるだけでは復興も進まない。

町の復興は勿論、被災者の心の復興も先延ばしになります。

被災者自ら、町などに今後どうしたいのか希望をドンドン訴えていくことが早期復興に繋がると思いました。

要するにおりこうさんにおとなしくしてたらいけないということです。

自分達が何をしたいのか町に、県に何をしてほしいのかちゃんと希望を伝えることです。

一人ではどうしようもないことも志同じくする方々で嘆願書をだしてもいいと思います。

一度だけでなくしつこいほど何度でもあきらめないことだと思います。


亘理の被災者の皆さん。

嘆きを、ため息をもっともっと声に出してください。

お願いします。


私が感じたこと。

お金の問題。家のこと。仕事のこと。これからのこと。

亘理のいちご農家の皆さん、二重苦三重苦ではすまない状況は分かります。

でもまず、宅地、農地の代替地。それさえまず決まれば今後の方向性も自ずと定まってくるはず。

心の復興が一番大事だと思います。

だから一日でも早い指示を町から、県から、国からいただきたい。

それが願いです。







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