★試写会中毒★-08.12.12サーチャーズ 2.0
満 足 度:★★★★★
   (★×10=満点)


監  督:アレックス・コックス
キャスト:デル・ザモラ
      ジャクリン・ジョネット
      サイ・リチャードソン
      エド・パンシューロ、他





■内容■

 日雇いの仕事にあぶれたメル(デル・ザモラ)は
西部劇のテーマ曲に導かれ、
フレッド(エド・パンシューロ)の家の扉をたたく。


 テレビで映画を観ていた二人は、
かつて子役だった彼らをいじめた脚本家の
フリッツ・フロビシャー(サイ・リチャードソン)に復讐しようと意気投合。
車でモニュメント・バレーへと向かう。
                  (シネマトゥデイ より)



■感想■


 復讐劇なので、重い雰囲気なのかと思っていたのですが
重さの微塵もない!!
どうやらお馬鹿コメディだったようです。。。
とにかくマニアックな復讐の旅でした。


 メルとフレッドは延々と映画の話をしますが、
会場でいただいたプレスによると
その会話に出てきた作品、場所、人物などは34作品!
架空の映画が8作品。


 その中で私が知っていたのは
「ブロークバック・マウンテン」と「プラトーン」だけ。
観ていなくても聞いた事のあるタイトルは
「明日に向かって撃て!」「荒野の用心棒」など
いくつかありましたが、
一つでも多く観ている人は、もっと笑えたのかもしれないね。


 復讐と、その結末は、思いもしない展開です 笑。
まるで「映画検定」なの!
それも相当なヲタク系の臭いがプンプンしてきます。
勝負の結果も、本当にそれで勝負がついたのか
観ている私には全く意味不明。
この人たち、復讐の意味がわかってるのか???
と、思わず噴出してしまいました。


 その内容に反し、モニュメント・バレーのロケーションは
とても美しく感動的です。
これは、会話に登場する34作品の中の「捜索者」の
撮影場所らしいのですが、
オマージュ的な意図があるのかも。


 それと、本気なのか冗談なのか、
マイ○ル・○ーアのこと、ケチョン×2なんです 笑。
○ーア氏本人は了承済みなのかな。。。♭