ここ数日、大阪天満の母子餓死のニュースに心を痛めています・・・。
生活保護費の不正受給の問題もあって、生活困窮者への風当たりが強かったのは否めないにしても、やはり行政には幼い命のSOSに気づいてあげてほしかった。
橋下さんにはしょうもない揚げ足取りとのやり取りなんざより、守るべきは自分の管轄の人々の生活を守ることだろう・・・とタイミング的には思う。
母子とみられる2人の遺体が見つかった大阪市北区天満のマンションの部屋から「子どもに、もっと良い物を食べさせてあげたかった」という趣旨のメモが残されていた・・・と。胸が張り裂けそうになる。さぞ無念だったろう・・・悔しかったろう・・・飢えていく我が子を見るは・・・慚愧に耐えない。
同じ子を持つ親としての感情は共有できる。自分はいい。子供に腹いっぱい食べさせてやりたいのは親の最大の望みと言えるかも知れない。それがもうどうしようもなくなって、死にゆく子供を見、そして自分も死んでいく・・・。こんな残酷な話があるだろうか?
そうなる前に助けを求めることはできなかったのか?
いや、そんなことを言ってももう仕方がない。現に彼女らは誰からも救われることなく、平和で満たされたこの日本という国で、餓死していったのだから・・・。
他人だけど、泣けて仕方ない。うまく言えないけど、子供をお腹いっぱいにして、笑顔になれるよう、ボクも頑張ろう。亡くなった子の分まで、なんておこがましい。だけど、自分の子を幸せにしてあげないと、と思う。
天国でお腹いっぱい食べられたらいいな・・・いや、そうでなければこの世もあの世にも救いがない。