※注:このブロクは2005年10月に書かれたものを一部編集してお届けいたします。。。
前回のコラムでご紹介しましたが、
「思い立ったら即行動」ってことで、
2004年4月ハワイで暮らしながら(って言っても1ヶ月ぐらいですけどネ)
ロミロミを学べるプチ留学コースってやつを、本で見つけた私は、さっそく申し込み
航空券、コンドミニアムなど、初めて自分で手配しました。
・・・というのも、それまで“海外”というと、パックツアーか、社員旅行など、
自分は何もしなくても集合場所と集合時間さえ間違わなければ行ける“海外”しか知らなかったもので
そんなこんなで、いざハワイへ・・・。
ハワイ滞在中の珍道中物語は、
『Kamaちゃんのハワイ滞在日記』に記してあるんですが、ここでは伏せておきます。
ちなみに、この『Kamaちゃんのハワイ滞在日記』は別に世には出てませんよ
→リクエストがあれば出しますが
↑ロミロミ修行でハワイにいた頃の私
ハワイでは、朝9時から夕方4時ぐらいまで、月曜日から金曜日まで、4週間のレッスン。
といっても、別にハワイ州のLMT
(マッサージライセンス・アメリカでは人の身体に触れる職業につく人はこの資格がないとお仕事できません)
がもらえるコースではなかったので、本当にロミロミの基礎の基礎って感じです
毎朝、スクールに行くと『ホオポノポノ』ということをやります。
これは、ハワイでは昔からやっている儀式(?)で、輪になってみんなで自分の行いを振り返り、悪いこと・悪い思い・悪い感情など全てを告白しあう。
でも誰もそれを批判したり、意見を言ってはいけない。
自分で自分の行いや感情に正直になり、自分で気づき自分で反省しまっさらな自分になるための儀式。
そうすることで、新たなスタートをしていこうというもの。
スクールでは、昨日から今朝までの『ホオポノポノ』を紙に書き出し、そしてその紙を細かく破って捨てる。
「夕べ、キッチンにいた小ちゃい虫を殺してしまいました。ごめんなさい。」とか
別に誰に告白するでもなく、その日をキレイな自分でスタートするために毎日やってました
すると、不思議なことにだんだん書くことがなくなっていくんですよね。
それから、レッスンのスタート時には、みんなで輪になって『PULE(プレ~祈り)』をします。
先生によってそれは歌だったり、おまじないだったり。
大切なのは心から祈ること。
実際、今もロミロミの施術前には必ず『PULE』をやりますよ
この辺りが、ロミロミが世界一スピリチュアルなヒーリングって言われてるのもわかる気がしませんか
そしていよいよレッスン開始。
それまで、親の肩揉みぐらいしかやったことがなかった私でしたが、持ち前の『なんとかなるさっ!精神』で、チャレンジ
はい、ここで今回のポイント1
でも、これって何気に大事だと思いますよ。
何かと“遠慮が美徳”とされる日本人ですが、何をするにも「自信を持って取り組む」とか「私は上手い!」って思い込むことで、意外とできちゃうんですよね。ある意味『暗示』ですね
やったことないからってはじめから尻込みするより、やったことないからこそ大胆に挑戦していくことのほうが上達もするし、コツも見えてくる
私の先生はロミロミ歴15年のベテラン“ノエ”
ノエは英語オンリーでしたが、通訳さんもいたし、『身体で覚える』のがロミロミでしたから、あまり苦ではなかったですね
↑ノエがラニカイに訪ねて来てくれた時の写真ですっ
ある時、ノエが私のロミロミを見て「Nice looks!!」と言ってくれました。
これ「上手よ!」って意味だったのですが、私は「そぉ~♪」と、私のルックスがかわいいと言ってくれているのだと勘違いしていました。
(恥ずかしい・・・)
そんな時、先生のロミロミを受けてみる機会がありました。
約1ヶ月前『ナ・ホオラスパ』で初ロミロミを体験していた私にとっては、2度目のロミロミ。
レッスンで習っている箇所など「あ~こんな感じなんだな・・・」と思いながら受けていましたが、次第に「・・・ん!?なんだ!何なんだ!!!」
初めてのロミロミにも感動しましたが、それとは違う説明できないこの感じ。
気づくと私の頬を涙が伝っていました
そういえば、レッスン中もモデル役の先生が、いきなり泣いてたことがあった。
私たちはびっくりして「何!なに!」って聞いたら、
「ロミロミではよくあることだから大丈夫。別に悲しいわけではないのよ。ただ、セラピストを通してハワイの大自然のマナに抱かれると(自分では自覚はない)心の奥に溜まっていたつらい思いやストレスとかが洗われて、涙になって身体の外に出てくるの。だから、いいことなのよ。」
って言ってた。
「コレか~」と、半分びっくり、半分感動して納得。
涙が出るときのあの鼻がムズムズする感じなんかは全く無く、本当にいつの間にか涙が出てたって感じだった。
ノエのロミロミを受けた後は、“溶ける”ってこんな感じってぐらい、ホント“溶けた”
その後も毎日、二人一組になり、うつぶせ、仰向け、背中、足・・・とレッスンは進んでいきました。
ハワイでロミロミを学んでいて、苦しいとか嫌だとか思ったことは一度もありませんでした。
むしろ、私の今までの人生の中で一番楽しい時だったかも、って思えるほど。
ノエは今でも言いますよ。
「忘れないで。ロミロミは楽しいもの。クライアントもセラピストも一緒に癒されていくものだから。」と。
ロミロミに限らず、自分が何か手に職付けたいと思って学ぶとき、心から尊敬できる師に出会うことって大事だと思う。
そして、その職を大好きであることも。
私は、数あるマッサージ、癒しの中で、ロミロミが大好きだから、ロミロミが一番と思っているからここまでやってこれてるんだって、本当に実感しますよ。