新体操の新たな魅力と可能性

みなさんこんにちは

梅雨の季節になって

「みさきファーム」の野菜もますます元気に育っていますが、みなさんはいかがお過ごしですか


わたしは、先週久しぶりに

「つくばスポーツ探検隊」で子どもたちに新体操を教えてきましたよ

つくばスポーツ探検隊は“年間24種目”
毎週トップアスリートを招いて子どもたちがいろいろなスポーツを体験できるプログラムなのですが…
実はわたしもはじめて子どもたちに新体操を教えたのがこのプログラムなんです。


当時わたしは大学1年生で、ちょうどオリンピックの代表選考から外れて新体操とどう向き合っていいのか自分自身でとても悩んでいた時期でした。


そんなときに新体操のプログラムをお願いされて、何かのきっかけになればいいなと思ってひきうけたのですが…

実際に競技中心だったので新体操を指導することもなかったし、ましてや新体操をはじめて体験する子どもたちにどうやって新体操を教えたらいいのか、本当に悩んだし不安だったのを思い出します。



今では、仕事として新体操を含め色々なプログラムやイベントに参加し、少しずつですが指導者のサポートやプログラムの構成も昔よりはだいぶ慣れてきましたが…


それでも毎回、新体操を指導する時は

新体操の魅力ってなんだろう

90分で子どもたちに伝えられることはなんだろう

どんな内容で進めよう

など、とても悩みます。


どうしても、はじめて新体操を体験する子どもたちへのプログラム構成となると、
色々な手具操作を体験したり、音楽に合わせて踊ったりと、新体操というスポーツを知ってもらって触れてもらう事に重点を置いて構成してしまうことが多くなってしまいます…

そんな中で

今回は新たな試みとして、
「新体操選手が試合で感じる緊張感や達成感を少しでも感じる」
をテーマにプログラムを構成してみました。



少しでも試合に近い雰囲気が体感するために手具操作に難易度を設けて、実際に演技の申告書を提出してどのチームがたくさん点数をとれるか試合形式で発表する。

今回子どもたちに伝えたかった
「この1本にかける！」



難しい技に積極的に挑戦する子

挑戦したいけど、確実に点数のとれる技を選択する子

本番のチャンスが1回という状況の中でそれぞれが考え、決めた演技を練習して本番に臨む姿にとても感動しました。

（緊張感を出すには、まだまだシチュエーションがあまかったかなぁ…笑）



今回はじめての試みということで、まだまだ改善できることもあるなと思いましたが、
新体操の新たな可能性が少しだけ見えてきたような気がします。

きっと新体操という枠だけでは見えなかったことが、いろいろな活動を経験することで見えてくることってあるんですね。
これからも、もっとたくさんのことを吸収して新体操の魅力を発信していけるように頑張りたいです。

まだまだ勉強の日々は続きます

みーちゃん