「わたしの古事記」浅野温子著  | イタリアーナは人生を味わい尽くす!

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女優の浅野温子さんが、古事記の読み語りをしているそうです。

http://yomigatari.asanoatsuko-fans.net/

読み語りの為に意訳されたものは
まるで映画の翻訳のようで、ぐっと入り込みます。

古事記を読んでいると、その核になるものは
「愛」や「絆」なんだと思えます。
日本の源からして、繋がりや愛情なんですね。

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◆イザナギとイザナミの関係は、夫婦の絆。

神様の夫婦だって、悲しい別れがあったり、失敗しちゃったりしてるのですから、
男と女の関係って難しいけれども、頑張って乗り越えてステップアップして行こうよ、と
思えますよね。



◆アマテラスオオミカミとスサノヲ、ツキヨミは、兄弟の絆。

天照大神は、女性のトップリーダーであり長女でやり手、
スサノヲは魅力あるけれども、ちょっと危ない。
それを真ん中のツクヨミが入り、パワーバランスを考えて対応している感がいいですね。
わたしも、いつも調整役が多いので、ツクヨミに惹かれました。




◆オオナムチとサシクニワカヒメは、母子の絆。

子を守る為に二度と会えなくとも、送り出す母の思い、
子の命を一番大切に思うのは母ですから、よくわかります。



◆オオクニヌシノミコトとスセリヒメは、恋人の絆。

オオクニヌシノミコトとスセリ姫は、出会った瞬間に恋に落ちてしまい、
スセリ姫の父のスサノオから、いろんな試練を与えられ乗り越えて
夫婦になったのだけれども、その後は、オオクニヌシノミコトは
他の女性に会いに行ったりしてるのですね。
他の女性に会いに行く夫を見送るスセリ姫は、みっともない愚痴などは
なしでしょうが
「わたしにはあなたしか、いないの」と言うのですね。
それが女々しいか、自分の思いを伝えるのをカッコいいか、
わかりませんが、思いをきちっと伝える事の出来る女性は
素敵ですよね。




古事記をさくっと読んで思うのは、
はやり人間の関係は「愛」は基本だね、と思えるのと
タイミングが大事だってことでしょうか。


結婚や恋愛に限らず、チャンスをモノにしている人が勝者になると思いますから
日ごろから、直感力や知識をを磨き増やし、
「絶対ココははずしちゃダメ!」みたいなチャンスを
掴めるようにしておきたいものです。