ネバー・ギブアップ、ネバー・サレンダー!
TVドラマ放送から20年経った「ギャラクシー・クエスト」の
レギュラー5人(ティム・アレン、アラン・リックマン、シガニー・ウィーバー
トニー・シャループ、ダリル・ミッチェル)。
ファンとの集いで奇妙な4人組に出会い、自分たちの星を
救って欲しいと依頼される。サーミアン星人と名乗る彼らは
ドラマをドキュメンタリーとして鑑賞し、敵のエイリアン打倒のため
5人を真の指導者として迎えようと地球までやってきたのだった・・・。
これだけの俳優陣が、こんなにユルい作品を
超マジで演じている点がはなまるである
なんといってもアラン・リックマン!
頭にヘンなかぶりもので登場ですわ。
表情、絶妙な間のとり方など
あぁこの人ってばホントに上手い
コメディもいけるんだねぇ。声もいいし。
ティム・アレンもくどくないし(だけど面白おかしいところが
この人の魅力だと思う。)
シガニーもなぜかかわいく見えた。
どの俳優も浮いた感じがまったくなくほど良い加減です。
どのキャラクターも埋もれることなく描かれていましたね。
すぐ殺されてしまう役柄にビビる俳優(サム・ロックウェル)や
マニアックな少年(だけど家ではゴミ出しもする良い子、ジャスティン・ロング)なんて
忘れてしまいそうな役どころもきっちりしてました。
深く考えないで、気を抜いて楽しめる方には
もってこいでしょう。
バカバカしい冒頭からは、想像できないほど
ラストには少々感動さえしてしまいました。
最後に一言・・・常々思っていたことですが
オタクは世界を救う!
これに尽きます