もーダメだ

母親の認知症が急激に進んでいる。
ほとんど寝たきりなのはもちろん。たまに、私の洗った食器を片付けているのだが、もう全く脈略がない。お皿もコップもお箸も、あちこち好きなところに置いている。わからないらしい。

お風呂は１年半以上入っていない。垢で肌ががさがさだ(垢層というらしい)。

足の爪が、恐竜みたく変形しているのを、先日皮膚科で切ってもらった。看護婦さんも先生も、驚愕←諦め、みたいだった。
水虫持ちなので、薬ももらった。足をバケツのお湯に浸してから塗って下さい、と言われた。
…悪いけどできない。ビニ手してやれ、っていうのか。
自分で塗るよう何度も何度も言っても、忘れる。塗らない。

今日は着替えができなくなっていた。
最近はもう本当に加速度的だ。見ていて絶望的な気分になる。

デイケアサービスを利用して、ゆくゆくはグループホーム、ということになるらしい、いや、そうなる。もう決まったに等しい。

引導を渡すのは私。
兄達は何もしてくれない。

せめて父親がもう少し話の通じる人だったら。
ツラい。